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一人暮らしスタート直前チェック(3ページ目)

この春から一人暮らしを始めるあなた、新たな生活に期待を膨らませていると思いますが、ちょっと待って。手続や準備などうっかり忘れでつまずかないよう、直前チェックをおすすめします。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

引越編ポイント解説

「引越先までトラックに乗れるんじゃないの?」

トラック
遠方からの引越は、その日のうちに終えることができないこともあり、大変です。信頼できる引越業者さんを見つけ、うまく連携して進めてくださいね。
テレビドラマなどで荷物を積み込んだ引越業者のトラックに一緒に乗り込むシーンを見たことがある人もいるかもしれません。でも、自分が引っ越すときに乗れると思ったら、それは残念ながら、間違いです。

引越業者のトラックには、基本的に乗せてもらうことはできません。スタッフだけで満席という場合もありますが、万が一事故などに遭ったとき、保障をしかねるからです。

中には乗せてくれるところもありますが、乗れない前提で引越先まで自分がどのように移動するか考えておきましょう。

特に遠方からの引越で、自分以外の手がない場合は、部屋の荷物を積み終わったら、すぐに新居まで移動して、引越業者を待たなくてはいけません。搬入が翌日になることもありますので、業者と事前に時間などを打ち合わせておきましょう。

「せっかく買った家具が玄関から入らない!」

荷物
家具や家電など大きなものは、性能やデザインだけでなく、玄関から搬入できるか確認してから購入してください。
初めての一人暮らしに、新しい家具や家電を揃える人も多いと思いますが、引越のときに注意したいのは玄関から入るかどうか。せっかく買った家具なのに涙を飲むはめにならないよう、玄関のドアの高さと幅を測っておくことをおすすめします。また、玄関周りのドアノブや飾り棚、部屋までの廊下や階段、エレベーターなど、写真に撮っておくと、引越のときに役立ちます。サイズや写真があると、購入時に店舗で相談することができます。

また、搬入は引越業者に頼めば、それまでの経験と技術からドアをはずしたり、クレーンで吊り上げたりして何とか入れてもらえることも多いですが、自分で引っ越すとなると、時間と労力ばかりかかって難しいことも。結局運び込めずプロに頼むことになって、まとめて引越を頼むよりも出費になってしまうこともあります。大きな家具や家電、また傷つけたくない高価なものがあるときは、最初から引越業者にお願いする方が無難です。

「『どこに置きます?』って急に聞かれても、困る!」 

荷物
とりあえず荷物を入れてもらって、あとで自分でどこに置くか考えよう。でも、これは危険な考え方。そのあとは面倒になって、納得いかないレイアウトのまま生活が始まってしまうこともあります。
引越業者に頼んだ場合、搬入してきた荷物を次から次へと「これはどこに置きましょう?」と聞かれることになります。「このへんでいっか」なんて適当な場所を伝えてしまうと、途中で入りきらなくなってしまうこともありますし、特に大きなものは、あとから移動をさせるのがとても大変です。

事前にどこにどの家具や家電を置くのか決めておき、当日困らないようにしておきましょう。何も入っていない部屋は広く見えますが、荷物を入れると、思ったよりも狭く感じられることがあります。引越前に部屋や家具を測っておき、縮尺版を作って、間取図に当てはめてみると、具体的にイメージしやすくなりますよ。


次のページでは、必需品編で起こった失敗のポイントをまとめてご紹介します。>>次のページへ
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