ひとりご飯を楽しむために欠かせない食器。無駄なく、でも、楽しく揃えるヒントをお届けします。 |
でも、一人暮らしでは揃えられる食器の数も限られてきます。和洋中それぞれの料理に合わせた食器があればいいけれど、一人暮らしの部屋にそれを収納しておく場所を作るのは無理。一人で使こなせる食器の数だって、それほど多くは必要ないでしょう。だからこそ少ない数で上手に使いまわせる食器を選びたいもの。
そこで今回は、一人暮らしのための無駄にならない食器の選び方・揃え方をご紹介します。
いくつもの使い道が思いつく食器を選ぼう
一人暮らしでモノを揃えるときには、使い道がいくつも考えられるものがおすすめ。食器を選ぶときも、この考え方を基本に揃えていくと無駄が少なくなります。例えば、パスタ用のお皿がほしいと思ったとき、ちょっと深めのものを選ぶことでシチューなどもよそえたり、一回り大き目のものを選ぶことでホームパーティの大皿料理にも使えたりします。
ちなみに、ガイド記事『朝10分・夜10分のワンディッシュディナー』では、一人分のパスタやメインをワインプレートで盛るのに使っているお皿。ガイド記事『焼酎に合うシンプル茹で豚でおうち居酒屋』では、おもてなしの大皿としての使い方を紹介しています。こういった大皿は一枚あると、一人分でも、大人数でも使うことができて便利です。
手頃な値段で手に入る食器は衝動買いしてしまいがち。でも、買ってはみたものの棚の奥に仕舞いっぱなしなんてことありませんか。買う前にまず、どんな料理に使えるか、イメージしてみましょう。
■カフェ風にも盛りつけできる便利な大皿
定番・白い食器はどんなシーンにもマッチする
真っ白な食器はどんな料理にも合いやすく、食材の色を映えさせる効果もあって、失敗が少ない。 |
料理雑誌やレシピ本を見ていると、お料理が乗せられている食器は真っ白なものが多いことに気づきます。その理由は、どんな料理にも合わせやすく、食材の色を引き立てて美味しそうに見せてくれるから。いくつもテーブルの上に食器を並べたとき、その色の合わせ方によっては、せっかくの料理が沈んでしまうこともあります。
また、参考記事『シンプルライフの食器は白! 3』 で解説されているように、いろんな料理に使い回しが効くため、食器の数が減らせて、収納のスペースが少なくてすむんです。これは一人暮らしに嬉しいメリット。大きさを変えて同じシリーズで揃えると、さらに使い勝手がよいです。
さらに、柄のない真っ白な食器は、安いものでも安っぽく見えないのもいいところ。100円ショップでも多くの食器が売られていますが、真っ白のもので揃えれば、決して100円には見えません。一人暮らしを始めてすぐは何かと物入りでお財布が厳しいことも多いと思いますが、一人分に必要な食器なら2,000~3,000円もあれば、一通り十分に揃えられますよ。
■ご飯が間違いなく美味しそうに見える白い食器
次のページでは、白い食器だけではちょっと味気ない…という人のためにおすすめの食器選びをご紹介します>>次のページへ