貯金は大事。誰だってわかっているけれど、節約するのは難しい。一人暮らしのみなさんが実践するテクニックを聞きました。 |
今回は、一人暮らしならではの節約テクニックをご紹介します。誰もがすぐに真似できそうなヒントも満載です。
その他、食事や炊事、恋愛や防犯など、一人暮らしの様々な事情をアンケートで調査した「一人暮らしの事情アンケート」シリーズも、ぜひ併せてご覧ください。
=INDEX=
■ あなたは節約していますか?
■ 節約している理由を教えてください
■ あなたの節約テクニック、教えてください
あなたは節約していますか?
「していません」と答えたのはわずか5%。少なくとも残りの95%の人は、節約に関心があることがわかります。ただし、「しているけれど、効果はイマイチ」という回答が40%もあるところを見ると、実践はなかなか難しいようですね。
節約をするコツは、ガイド記事「ケチとは違う。節約家になる方法」でも紹介しましたが、何のためにお金を貯めるのか、目的意識を持つこと。お金を使う箇所にメリハリをつけること。自分のお金がどのように使われているのか、意識をしてみることが大切です。ただし、あまりにお金を貯めることに執着しすぎたり、お金の情報に振り回されて不安になりすぎたりすると、周囲にも煙たがれる“ケチ”になってしまいがちなので、注意してくださいね。
また、節約を始めるときの基本中の基本は、自分が使ったお金の流れを知ることです。家計簿をつけるのが有効な手段ですが、これが続かないというのもよくあること。ガイド記事「家計簿ナシで減らすムダなお金」では、もっと簡単な方法を紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。
節約している理由を教えてください
結果は「将来や万が一のため」というのが最も多く、40%の回答。次に「節約しないと暮らせない」という回答が32%になりました。前回のガイド記事で一人暮らしの収入についてお伺いしましたが、余裕があるという人は少なく、現実的にならざるをえないのかもしれませんね。
ちなみに、All About[女性のマネープラン]2007年シングルの貯蓄と負債の平均は? によると、シングルで貯蓄のない人が29.9%なんだそうです。一人暮らしをしているひとだけではないため、親頼みになっている人も多いのかもしれませんが、一人暮らしの人はなおさら、万が一の病気や怪我、さらには失業など、何かあったときのために困らないようある程度の蓄えは用意しておきたいものです。
ちなみに、貯金の目標は、収入の10%程度。また、年収の1割程度は手元に余裕資金として置いておきましょう。万が一のためでもありますが、お金がないとやりたいと思っても始められないことがあります。「お金がなくて諦めた」なんてことのないよう、少しずつ貯蓄を始めてみましょう。
次のページでは、あなたもすぐに実践したくなる節約テクニックを一人暮らしのみなさんに聞きました。お金を考える第一歩に。>>次のページへ