笑顔とともに小さな気遣いを。お迎え編
料理の準備などで大慌てかもしれませんが、ここは焦らず、いつもよりもていねいにお出迎えを。ちょっとした気遣いが特別な日を演出してくれます。もちろん、とびっきりの笑顔を忘れずに。普段は靴下でペタペタ歩いてしまっているかもしれませんが、ここぞというときはきちんとスリッパでお出迎えを。 |
普段なら「入って、入って」と気楽に部屋に通して寛いでもらっているかもしれませんが、今日は特別な日。たまにはお客様に対するきちんとした振る舞いをしてみましょう。フローリングの部屋ならば、きちんとスリッパを用意して履いてもらう。また、コートや背広の上着などは一度預かって、ハンガーにかけてあげる、など…。
彼女の部屋として気楽に自由に過ごしてもらうのもいいけれど、「きちんとしたおもてなしもできるんだぞ」とアピールして、彼をドキッとさせてみてはいかがでしょう。
● 好みの飲み物でちょっぴり時間が稼ぎ
部屋に入ってもらったら、飲み物でまずは一杯。寛いでもらう意味もありますが、料理の準備の時間稼ぎにもなります。好みの飲み物を用意して、一杯だけ注いであげたら、ここからはしばらくセルフサービスでお願いしましょう。
料理は手の込んだものよりも…。ごちそう編
仕事帰りの彼は、きっとお腹がぺこぺこなはず。そんなときに嬉しいのは、ていねいに手間暇かけて作った料理よりも、とにかくすぐにお腹を満たせるものです。女性にとっては残念かもしれませんが、男性にとっては、いくらていねいに作った美味しい美味しい料理であっても、長く待たされるくらいなら、お惣菜でもいいから、手早くさっと出てくる方が高ポイントなこともあるんです。電子レンジ&レトルト&缶詰というスピードアップのための強い味方で、一見本格的な煮込みハンバーグを20分で作ります。詳しくはガイド記事『手作り風。手抜きスピード煮込みハンバーグ』にてどうぞ。 |
男性の胃袋を掴むためには、スピードともに大事なのが、一口で「旨い!」と思わせる料理です。例えば、ステーキやハンバーグなどガツンとしたお肉料理や、カレー粉やにんにく、ごま油などの食欲をそそる風味が効いたもの、ラーメンや丼物など、ちょっぴり濃い味でどっしりお腹にたまるものは男性好み。
私のおすすめは、レトルト&缶詰を使って20分で作る煮込みハンバーグです。本当はものすごく手抜き料理なんですが、手の込んだ料理に見せてしまうコツがあります。レシピは、バレンタイン直前のガイド記事『手作り風。手抜きスピード煮込みハンバーグ』でご紹介しています。
● ランチョンマットでご馳走感をアップ
ちょっとしたご馳走を用意したように見せるのなら、ランチョンマットやコースター、箸置き、ナイフレストなどを使いましょう。持っていなければ、きれいな紙を敷くだけでも素敵です。例えば和食なら、あえて和紙を手で千切り、手漉きのほつれ具合を楽しむランチョンマットを作ってみても。
また、箸置きやナイフレストの代わりにはワインのコルクを削ったものや、河原や海で拾ってきた石や貝殻などを使っても可愛いです(ただし、石はきちんと洗って、一度煮沸するなど消毒するのがおすすめです)。
ていねいに淹れたコーヒーやお茶は疲れた身体をほっと癒してくれます。そんな優しい時間を二人で楽しんでください。 |
料理は手早く用意するのがいいとおすすめしましたが、お腹が満たされたあとなら、ちょっとくらい待ってもらっても大丈夫。食後の一杯はていねいに用意しましょう。特に料理に自信がない人はここで挽回を。食事のあとの心をこめた一杯は、心をふっと和ませてくれるはずです。コーヒーや紅茶、中国茶、日本茶などの淹れ方は、ガイド記事『下手でも大丈夫! 手料理でもてなすヒント』でも紹介していますので、ぜひ参考に。
次のページでは、彼との距離をぐっと縮める雰囲気作りと、帰る彼をお見送りするときのヒントをお届けします。>>次のページへ