足りないもの、必要なものはDIYで手に入れる
手作りのエアコンカバーで、無機質な家電も部屋にマッチ。部屋全体が、よりシックな印象に変わります。 |
「お金をかければオシャレな空間ができるのは当たり前。でも、お金をかけなくても、DIYで部屋づくりはできると思います」という三橋さん。その言葉どおり、部屋には使いにくいものや足りないものなど、自分で手を加えているものがたくさんあります。
例えば、部屋のイメージに合わない真っ白なエアコン。「必要なものではあるけれども、このせいで雰囲気が壊われてしまうので、エアコンカバーを作りました」とのこと。材料はホームセンターで売っている押入れ用のすのこ。これを組み立て、色を塗って仕上げたそうです。壁に留めているわけではなく、エアコンに引っ掛けただけなので、壁は傷つけていません。
その他にも、たくさん工夫の凝らされたものがいろいろとありました。
IKEAで買ったシャンデリア。設置してみたら、長すぎることがわかったので、チェーンを切って短くし、組み立て直したもの。 | 小さな本棚をふたつ買い、天板を取り外して、ひとつの本棚に。 |
ゴミに出ていたラックを拾ってきて、解体し、天板を取り付けたもの。キャスターもつけて、より使いやすく。 | カーテンレールの上に木の板を置いて、ディスプレイ棚に。 |
「自分の気に入ったものになるなら、直したり、いじったりすることは、ちっとも苦じゃないんですよ」という三橋さん。ソファベッドは学生の頃から使っている年代ものだそうですが、古くなっても、自分で何度も修理して、大事に使っているそうです。こういうマメな努力があってこそ、自分らしい部屋づくりが実現できるのでしょうね。
次のページでは、不動産会社に勤める三橋さんに、一人暮らしの部屋探しのコツを聞きました。現場で働く人ならではのポイントも。>>次のページへ