古い和室でも、素敵なインテリアが実現できるというお手本のような部屋。5月の端午の節句には、こんな立派な兜を飾ったそうです。 |
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■ 部屋の間取り
■ (大正ロマン+西洋アンティーク)÷2=平九郎さんの部屋
■ お気に入りは、お店の棚から私を見つめている
■ 日本ならではの季節と行事を愛する暮らし
■ モノを買ったら、指定席を決めておくこと
部屋の間取り
平九郎さん(35歳)会社員
一人暮らし暦6年
築30~40年は経っているという古い和室で暮らす平九郎さん。しっかりと広い押入がほしかったことや、古いものが好きだったこともあって、最初に部屋を探すときから和室を希望していたそうです。
「不動産会社に行って、私の希望を話したら、『そんな部屋はない』って言うんですよね。女性の一人暮らしだから、和室のあるマンションがいいだろうと思われたようなんです。でも、私は極端な話、長屋みたいなところでもいいと思っていたんですよ。たまたま横で聞いていた別の営業の人が『だったら、ここはどうだろう』と、この部屋を紹介してくれたんです」。(ちなみに、男性の名前ですが、平九郎さん、女性です。飼っていた犬の名前から取ったハンドルネームだそう)
確かに造りは古いですが、広くて、日当たりも風通しもよく、部屋に入った瞬間から「ここに住みたい!」と直感的に感じたそうです。古いからこそ合う『和』のある部屋がそこには実現されていました。
次のページでは、写真とともに部屋の様子を詳しく紹介します。昔ながらの和のある部屋は、まるでお祖母ちゃんのお家のように寛げます。>>次のページへ