(大正ロマン+西洋アンティーク)÷2=平九郎さんの部屋

和室

和室を洋風にアレンジした和洋折衷をイメージして。大正ロマンの香りが漂ってきます。


インテリアに興味を持つようになったのは、一人の友人と、お気にいりの喫茶店がきっかけだとか。

「ずっと親しくしていた友達の部屋が、それまでカントリー調の可愛らしいものから、突如、和洋折衷のレトロな大正ロマン風のインテリアに変わったんです。それが最初のカルチャーショック」。古いお皿や写真をインテリア小物として飾るようになったのも、その友達の影響で始めたもの。


和室

上の写真と同じ部屋を反対側から。インパクトのある手拭いが印象的。隣のドレッサーは半ば無理やり(?)お母さんから譲ってもらったものだとか。



本棚
和室
(上)美術館で買った図録などが並ぶ本棚。ジリリリーと鳴るレトロな黒電話もお気にいり。もちろん、使えます。
(下)もう一方の部屋は純和風で、旅館のような落ち着いた雰囲気。ここで食事をしたり、テレビを見たりと、寛ぎの時間を過ごすそうです。
「次のカルチャーショックは、ある喫茶店です。西洋アンティークが飾られていて、お店というより、誰かのお家みたいでした。初めて連れて行ってもらったときに、『私も同じように楽しみたい!』って強く思ったんです」。それ以来、少しずつ自分の好きなものを集めるようになり、一人暮らしをする前からインテリアにはかなりこだわりがあったそうです。

ご家族と一緒に住んでいたときにはあまり意識していなかったけれども、絵画や彫刻、書、工芸品といった美術品も多く飾られていたとか。

「祖父の周囲には、画家や彫刻家、陶芸家、書家といった風流人が多く、その影響も自然と受けていたようです。そういう環境が近くにあったから、和のものに魅力を感じるようになったのかもしれません」と、平九郎さん。この味わいのあるモノたち、どこか玄人めいた選び方をされているように感じていましたが、その理由にナットク。子供の頃から当たり前のように、良いものが身の回りにあったというのは、羨ましい限りです。

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