お気に入りは、お店の棚から私を見つめている

古いもの

古いラジオ、赤絵の皿や象の香炉など、ほとんどがご実家やお祖父さんのお家にあったものだとか。



ドアフック2個セット
ドアフック2個セット
(上)本棚の上に置かれたミニチュアのおもちゃにも目がないんだとか。卵のリアルな質感が楽しい。
(下)机の扉を開けると、ビーカーやフラスコ、化石など…理科室が現れた! 普段は見えないところにも遊び心が溢れています。
「こういった家具や雑貨はどこで買ってくるんですか?」とお伺いすると、「実家の物置から持ってきたモノも多いんですよ。両親がモノを捨てられない性格のおかげで、いろんなものが見つかりました」。お皿やラジオ、ミシンなど…、眠っていたモノたちも、平九郎さんの部屋で新たに息を吹き返したようですね。

よく行くお店は、「インテリアショップも好きですが、ガラクタ市みたいな古い雑多なものが並んだところが好きです。道端に座り込んで、安い掘り出し物を探すのが楽しいんですよ」と、平九郎さん。最初から古いものを買おうと決めているわけではないのに、気がつくと手にとってしまっているんだそうです。「本当のお気にいりは、お店の棚にあるときから、私のことをじっと見つめているような視線を感じるんですよ。気に入らないものは持たずに、自分の好きなものだけに囲まれて暮らせるのが理想です」。

トイレ

トイレの窓辺に飾られた青い硝子の瓶やグラス。光が当たると、キラキラと輝きます。


モノが豊富に溢れる世の中。安くて可愛いモノもたくさんありますが、だからこそ平九郎さんのように、本当に自分が欲しいもの、必要なものを取捨選択できるセンサーをきちんと働かせなくてはいけませんね。今度、実家に帰ったときに、押入の奥をこっそり探してみると、素敵な掘り出し物が見つかるかも!?


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