一人暮らし用の電子レンジ・オーブンレンジの選び方(3ページ目)

電子レンジ・オーブンレンジ購入前に知っておきたい機能や条件

電子レンジ・オーブンレンジの種類がわかったところで、さらに詳しく機能や条件を検討してみましょう。一人暮らしだからこそ注意しておきたいポイントをまとめました。

■　設置する場所
まず第一に考えたいのはスペースです。どこに置くのかを考え、必ずサイズを測ってから買いに行きましょう。なお、電子レンジは使用したときに放熱するための余裕が必要なので、スペースぴったりのサイズのものはNG。どのくらいの余裕を見ておけばいいのかは、取扱説明書に記載されていますので、必ず確認をしてください。

また、冷蔵庫の上に置いて使おうと考えている人は、冷蔵庫の上部が耐熱になっているかどうかもきちんと確認を。身長が低い人はあまり高いところにおくと使いにくいので、他に置ける場所がないか探してみましょう。

■　電源と消費電力
設置場所の近くに電源はありますか。電子レンジ・オーブンレンジは使用時の消費電力が大きい家電です。安全に使うには直接コンセントに差すことが必要です。キッチンにはその他にも電気を使う家電がたくさんあり、コンセントが足りなくなりがちですが、タコ足配線は避けましょう。

また、電子レンジ・オーブンレンジを使ったときの部屋全体の電気容量が足りるかもチェックしましょう。電子レンジを使ったら、ブレーカーが必ず落ちてしまうというのでは不便です。

■　扉の開き方
電子レンジ・オーブンレンジの扉の開き方は、狭いキッチンで料理をするときにはきちんとチェックしておきたいところです。扉は左開きと、上から手前に開く縦開きのものがあります。

冷蔵庫の上など高いところに置く場合、手前に開くタイプだと、目の前に電子レンジ・オーブンレンジの扉が来てしまい、奥が見えにくくなり、熱くなったドアが手前にあるため、中のものが取り出しにくいことも。特にオーブンを使う場合は火傷の危険もありますので、気をつけましょう。

■　容量
一般的に、一人暮らし必要な電子レンジの容量は20L前後と言われています。容量が大きくなれば、値段も上がります。お弁当や惣菜、冷凍食品などを温める程度の使用なら20L以下でも十分です。

■　フラットテーブル？　ターンテーブル？
電子レンジ内が平らなフラットテーブルと、お皿が回転しながら温めるターンテーブルがあります。最近はフラットテーブルが主流になっています。容量いっぱいに広く使うことができ、掃除もしやすいです。

■　調理メニューボタン
最近の電子レンジには重さと温度を測るセンサーがついており、食材や調理方法を指定することで、自動的に加熱時間や方法を設定してくれる調理メニューボタンが多くついています。例えば、『ご飯を温める』『牛乳を温める』『生解凍』『フライ』『茹で野菜』など、オートで調理してくれるので便利。自分がよく使いそうなメニューがあるものを選ぶという方法もあります。

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どんどんと進化している家電のひとつである電子レンジ。お店に行くと、様々な機種があり、「一体、何がどう違うの！？」と迷ってしまうかもしれません。一人暮らしの場合は最先端で高性能なことよりも、自分にキッチンの広さや自炊するかどうかなどを加味しながら、必要な機能や使い勝手を備えているかを重視した方が自分に合ったものが選べます。

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