冷凍保存バッグ・容器などを活用
100円ショップで購入したご飯用冷凍冷凍容器。水滴がすのこの下に落ちるため、解凍したときに美味しく食べられます。重ねて使えるので、冷凍庫がすっきりします。
保存容器は電子レンジ対応のものを使うと、そのまま電子レンジを使って調理や解凍することができて、おすすめです。
空気をきちんと抜く
食べ物の鮮度や味、風味が落ちていくのを少しでも遅らせるためには、できるだけ空気に触れさせないことが大切です。保存をするときは、ラップやビニール、冷凍保存バッグ内の空気をしっかり抜くようにしましょう。ちなみに、スーパーのトレイのまま保存するのは止めた方がいいでしょう。トレイとラップの間に空気があるため、鮮度がどんどんと落ちてしまいます。ラップに包みなおし、冷凍用バッグに詰めて保存しましょう。
冷ましてから保存する
熱いものを保存するときには、常温まで冷ましてから冷凍庫に入れます。その熱が周りの食品に影響を及ぼしてしまうためです。いったん解けてから、もう一度冷凍するということを繰り返すと、食べ物の傷みが早く進みます。ただし、ラップや冷凍保存バッグなどには熱いうちに入れた方が美味しく食べられます。冷めてしまうと、食品の含まれていた水蒸気が飛んでしまい、解凍したときにはパサパサで美味しく食べられないことがあります。
金属のトレイを食べ物の下に敷く
金属のトレイの上に乗せて冷凍すると、急速に冷えるため、旨みや風味を封じ込めることができます。できるだけ薄く平らにして保存するのも、一気に冷凍するためのコツです。
そこで少しでも素早く保存するために活用したいのが、金属のトレイ。冷凍するものはできるだけ薄く包み、金属トレイを敷いた上に並べると、すばやく冷凍することができます。アルミホイルでも代用可能です。
できるだけ早く食べる
先ほども書きましたが、いくら冷凍保存していても、食べ物の酸化は徐々に進んでいます。味や風味、また衛生面から考えても、半年以上も保存しておくのはおすすめしません。どんなものが残っているのかはできるだけ意識しておき、冷凍してあるからと安心せずに、美味しいうちに食べるように心がけましょう。==================
一人暮らしに冷凍は必須。職場にお弁当を毎日持っていったり、自炊中心での食事を心がけている人は、普段から少し多めに料理を作り、小分けにして冷凍保存しておくと、あとは使う前に電子レンジで解凍するだけ。忙しいときや疲れているときなどに便利です。
それぞれの食品ごとの冷凍保存方法は、『ラクチン&美味しい冷凍保存 野菜編その1』『ラクチン&美味しい冷凍保存 野菜編その2』『ラクチン&美味しい冷凍保存 お肉編』『ラクチン&美味しい冷凍保存 魚介編』『お米・パン・パスタ・麺の冷凍保存』『ラクチン&美味しい冷凍保存 製品編』にまとめてあります。そのまま冷凍できるもの、また一手間加えて冷凍するといいものなど、一人暮らしの食事がもっとラクに美味しくするヒントをお届けしています。 併せてご覧ください。