一人暮らし/一人暮らしの防犯・防災

一人暮らしで急な病気や怪我になったときの対処法(3ページ目)

一人暮らしではどんなに体調が悪くても、誰かが看病してくれるわけではありません。自分の身を守るのは自分。急な病気や怪我のための備えと、いざというときの対応方法について紹介します。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

いざというときの最終手段! 救急車

救急車を呼ぶのは最終手段。電話をかけるときは気持ちを落ち着けて、状態をきちんと告げましょう

救急車

大きな病気や怪我などで自分だけでは対処できないと思われる場合は、救急車を呼びましょう。ただし、軽い症状で呼ぶと、本当に一刻を争う患者に支障をきたしてしまうので、むやみに利用することは避けなくてはいけません。

「身体が動かない」「意識が明らかにおかしい」「骨折をした」「大やけどをした」「大量出血がある」といった、徒歩やタクシーを使っても病院に行けない場合のみに「119」に電話をしましょう。携帯電話でも利用できます。

電話をかけたら、落ち着いて「救急」である旨を告げ(「119」では消防の緊急連絡も受けています)、「いつ、どこで、どうしたか」「容体」「場所」「電話番号」「名前」 を説明します。救急車は近い場合で3分、遠くても10分程度で来てくれます。

救急車を呼んでいい症状なのか自分で判断できないときには、救急相談を利用することをおすすめします。一部の地域(東京都・大阪市・奈良県など)では「#7119」にかけることで、症状を相談することができ、医療機関を案内してもらえたり、状況によっては救急車を呼んでもらえます。救急相談窓口が設置されているかは、地域によって異なります。また、電話番号も異なりますので、調べておくと安心です。

一人暮らしだからこそ保険に入っておこう

手術

万が一手術や入院になってしまったら、お金のことが心配です。保険も検討してみましょう

大きな病気や怪我では、治療費が高額になったり、手術や入院が必要なってしまうこともあります。医療費は健康保険で3割負担となっていますが、入院中の食事代や差額ベッド代(個室などを利用した場合)は自己負担、また場合によってはその間仕事ができず収入が不安定になることも考えられ、身体だけでなくお金のこともまで心配しなくてはならなくなります。

「結婚もしていないし、まだ自分には必要ないでしょう」と思うかもしれませんが、いざというときに備えて、自分の健康や生活のサポートとなるような保険に入っておくと安心です。シングルの一人暮らしの場合なら、保険料が手ごろで、入院時の保障が厚い医療保険・入院保険がおすすめです。

現在各社サービスが非常に多彩になっているので、何日目から支給されるのか、どのような病気に適用されるのかといった内容をよく確認してから加入してください。

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たとえ数日で治る風邪だったとしても、一人で熱を出して寝込んでいると、本当に不安なものです。日頃から健康管理の意識を持って、自分の体調を理解し、またいざというときにも焦らずにすむように備えをしておきたいですね。

== 関連サイト ==
All About[感染症/感染症のしくみ・感染経路・予防法・治療法]風邪・ノロ・インフル…体調不良を一人で乗り切るコツ
寒い季節にかかりやすい風邪やノロウィルス、インフルエンザなど、体調が悪いと気にするべき正しい行動を解説しています。

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