樹上生活をするリスやモモンガを除き、多くの種類の動物がトイレのしつけができるのですが教えることをあきらめてしまってませんか?

ペットにトイレをしつけるときは、トイレの場所を教えようとするのではなく、ペットが排泄場所と決めた場所の数を減らすことが必要になります。地上で暮らす動物は、寝場所や食事場所を避けて排泄します。多くの動物が何もしないでも排泄場所を数箇所に決めますので、その中から掃除などで都合のいい場所を排泄場所とするように教えるのがトイレのしつけになるのです。

具体的には、排泄場所に都合の悪い場所から使わなくなるように臭いがしなくなるまで掃除し、そこで排泄しようとしたら排泄場所として欲しい場所へ連れて行って排泄させます。排泄場所として欲しい場所はしつけの間だけは排泄物の臭いがするようにしておき、ペットがそこの臭いを嗅いで排泄場所だと認識できるようにしておきます。ストレスとならないように1個所ずつ排泄場所を減らしていき、最終的に1~3個所くらい(ケージや部屋の広さに合わせて数は決めて下さい)にします。

トイレのしつけがうまくいかないとペットの頭が悪いんじゃないかと心配する人もいますが、そんなことはありません。ペットにしてみれば何をして欲しいと言われているのかわからないのですから、すぐにできてしまう方が少ないのです。じっくり時間をかけて教えることは、それだけしっかりと覚えさせることになりますので、しつけができた後は失敗がほとんどなく楽しく遊べるようになります。また、時間をかけただけ飼い主との絆が深まりますので時間はたっぷりかけてあげて下さい。

思うように排泄場所を減らしてくれない場合には、減らそうとした場所を残して、他の場所を減らしてみてはどうかと思います。ペットは私たちにはわからない理由でどうしてもそこを排泄場所にしたいと思っているのかもしれません。その場合には無理にそこを使わせないようにしてストレスを与えるよりも、その場所以外の場所を減らしていくとすんなりいく場合があります。

すぐには無理でもちゃんと覚えますペットの習性を理解しておくこともトイレのしつけには役立ちます。フェレットのように角っこに排泄する習性のある動物は、部屋の真ん中に排泄場所を用意されても使いません。また、うさぎのように飼い主との関係を築いた後の方がしつけしやすい動物は、飼い主との絆ができるまでの間はしつけがなかなかできない個体が多いです。うさぎの場合には、飼い主との絆も作りながら数ヶ月~1年かけてしつけるつもりでいるといいと思います。

トイレのしつけができると自然とペットの行動範囲は広がり、室内を自由に遊ばせる時間が増えてくるようになります。その結果、飼い主もペットも楽しい時間が増えるようになると思いますので、あきらめずに教えてあげて欲しいと思います。

〈関連サイト〉
・Home Training (Poco a Poco)
フェレットのしつけについてまとめてあります。

・あきらめないでトイレのしつけ(Rabbitaholic's Web Page)
Top > life > あきらめないでトイレのしつけ。

・飼い方(プレーリードック)
プレーリードックのしつけについて書かれています。

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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。