あって欲しくないことですが、ペットを飼っていると噛まれることは避けられないかもしれません。特に飼いはじめは、あなたもペットもお互いのことをよく知りませんので、必要以上に神経質になりやすく噛まれてしまうことが多いかもしれません。

最初は噛まれて当然、と思っておきましょう

遊んでるフェレット
手にじゃれて噛みつくのは珍しいことではありません。
私のよく行くペットショップで聞いた話では、フェレットを買いに来たお客さんから1番多く聞かれる質問は「噛まない子はどれですか?」というものだそうです。気持ちはわからなくもないですが、健康状態や性格についての質問よりも噛むかどうかを聞く方が多いというのは、ちょっと驚きです。

ペットショップでしつけをされている子は、たしかに飼いやすいです。でも、どんなにペットショップでいい子に育てられていても、あなたの家という新しい環境で、あなたという新しい家族と暮らし始めたら、最初は警戒したり神経質になるものです。ペットショップで「噛まない子」であっても、あなたの家に来てすぐは噛むこともあります。

あなたの家に連れて行くことで、ペットはそれまで見たこともない新しい環境にお引っ越しするのです。神経質になるのは当然のことですので、不安にさせたり、警戒させたりしないように優しく接してあげてください。馴れていないがゆえにあなたの声や動作に驚いて、噛んでしまうことも飼いはじめの時期にはままあることです。最初は噛まれて当然、と思っておきましょう。

噛まれたときの対処法

ペットに噛まれたときは、噛み具合によって対処が変わります。じゃれて噛むような痛みのない噛み具合(甘噛み)であれば、何もしないでいいでしょう(ペットへのしつけとしては甘噛みでも噛んではいけないことを教える必要がありますが、甘噛みで手を消毒するような必要はありません)。

ペットが強く噛んで噛まれた場所から血が出たときには、傷口を消毒しましょう。消毒液が手元にない場合には、傷口を水でゆすいでください。その後、傷口がはれたり、熱が出たりしないかどうか、様子をみてください。少しでも気になる症状があらわれたら、お医者さんにみてもらいましょう。そのときには、ペットの種類といつ噛まれたかを伝えるようにしてください。

お子さんとペット

ホワイト・シマリス
ハムスターやシマリスなどの子供の手に大きすぎないペットは、子供が無理につかまえてしまうことが多いペットなのかもしれません。
ペットに噛まれる危険性は、大人よりも子供の方が高いです。なぜならば、子供は大人よりも衝動的に動くことがあり、また、ペットに噛まれる恐れを大人ほど持っていないことが多いからです。

お子さんの年齢にもよるでしょうが、言葉で伝えただけではわかりにくいことも多いので、お子さんとペットがお互いに相手に馴れるまでは、お子さんがペットと接するときは親もその場にいて注意してあげてください。お子さんがペットを触ろうと出した手の出し方に驚いて、ペットがお子さんを噛んでしまうことだってあります。言葉で伝えたから大丈夫だろうと安心してしまわずに、適切な触り方ができるかどうか注意して見てあげるようにしてください。