アヒルをペットにするには……室内OK？ なつく？ 寿命は？

目属科
カモ目 カモ科 マガモ属
改良地
中国、ヨーロッパ、アメリカ
体調
オス：約59cm
メス：約59cm
体重
オス：約1kg
メス：約1kg
寿命
10～20年

出典： アヒル | ペットショップのコジマ

アヒルはカモ科のマガモを家畜として飼育することで現在の姿になりました。翼が小さいのに体が大きく重いため、少ししか飛べない水鳥の一種です。寿命は10年以上と犬や猫と変わらないくらい生きます。

基本的に人懐こくとっても元気なアヒル。知らない人が近寄ると声をあげることから、番犬代わりになることも。しかし、アヒルは群れで暮らすマガモを改良した鳥なので、独りだと不安がることもあります。
 

ペットショップからの購入がまず最初の手段としては一般的

出典： 手に入れる方法

近くのペットショップでアヒルを扱っているか聞いてみましょう。ペットショップで購入する場合の価格は500円～4000円ほどです。
飼育方法や選び方について、詳しい知識を持った方にアドバイスが欲しい場合は、牧場など生産者からの直接購入や、アヒルの保護や里親探しなどの活動をしている「あひるネットワーク」を利用するなど購入方法は色々選択できます。

雛は生後3週間ほどは体温調節ができないので、保温に気を付けてあげることが重要です。小さな段ボールなどの箱に新聞紙や毛布を敷き詰め、雛が飛び出さないように金網などを乗せて入れてあげればOK。また、こまめな掃除が必要です。
 

屋外で飼う場合には、檻などの囲いの他に、雨風をしのげるような小屋も設置し、
室内で飼う場合には運動不足解消のため自由に動ける時間を作ってあげましょう。

出典： アヒル | 動物大好き！

丈夫な骨と体を作るには、日光浴は欠かせません。
こまめに日光浴をさせ、土いじりをさせましょう。
（土いじりの際、地中のガラス片などを飲み込まないよう、安全な場所でさせてください。土いじりはミネラル補給にもなります）

出典： アヒルの飼い方　- あひるネットワーク -

どんな生き物でも日光浴は体のために大事なこと。さらにアヒルは水浴び後の羽を乾かすためや、体を殺菌させるために日光浴をしていると言われています。

エサと飲み水を朝と夕方の2回与えましょう。エサの食べ残しや水入れはきれいに洗って、清潔に保つようにしてください。
エサに合わせる野菜は細かく刻んで食べやすくしてあげると◎

あげてはいけない食べ物
・加熱したでんぷん類（炊いたご飯、パン、麺類、菓子、芋類）※そのう炎の原因になります
・チョコレート
・人間用の、自然界にない状態のほとんど全ての食べ物
・タマネギ、ネギ、ニラ、ニンニクなど
・アボカド、ケール　※ケールは青汁に入っています
・ゴボウ
・生の大豆
・芽キャベツ
・リンゴの種　※他、果物の種は有毒のものが多い

出典： アヒルの飼い方　- あひるネットワーク -

アヒルにも食べさせてはいけない食べ物がたくさんあります。把握をして与えないようにしましょう。

アヒルは古来より家禽として飼われていましたが、ペットとしての歴史は浅いため、長生きできる飼料の研究・開発はまだ充分にされていません。

出典： アヒルの飼い方　- あひるネットワーク -

まだまだペットとしての歴史が浅いため、不明な点も多いアヒルですが、ストレスを感じない環境作りとエサやり、ペットとのスキンシップを取ることで寿命が大きく違ってくるはずです。家族の一員として大切にしてあげてくださいね。