鳥ともう一度仲良くなる方法とは?

鳥と仲良くなる方法とは? 

鳥と仲良くなる方法とは? 


雛の頃は手乗りで可愛いくてたまらない鳥さんだったのに、育つにつれて反抗期とか発情などの気難しい時期がきてしまい、いつの間にか微妙に距離ができてしまった。そんなことって少なくないようです。微妙に距離ができてしまった鳥さんともう一度仲良くなるために知って欲しいことや仲良くなる方法を紹介します。  

鳥の気持ちも考えてあげよう

例えば大きな音を立てて驚かしてしまうなど、自分がなにかをしでかしてしまってペットに警戒されたのであれば、何がいけなかったのかわかりますので理解しやすいです。ですが、何もしていないのに警戒されてしまうと、どうしたらいいのかわからなくなるものでしょう。

でもですね、ちょっと考えてみてください。私たちだって学校や会社で嫌なことがあったときや風邪などで体調が優れないときに、家族に冷たい態度をとってしまうことってあるでしょう? 鳥さんだって同じです。

飼い主の行動とは関係なく、鳥さんだって気分が優れなかったり、疲れていたりするときには冷たい態度をとってしまうことがあります。特に反抗期や発情しているときや、「とや」や「換羽(かんう)」などと呼ばれる羽が生え変わるときは、いつもと態度が変わることがあります。

いつもと鳥さんの態度が違うときは、自分が何かしてしまったかを考えるだけでなく、鳥さんの気分も考えてみましょう。そして、鳥さんだって気分ののらないときはあるのですから、気遣ってあげましょう。

一度仲良くなってもペットに無理強いをしない

飼い始めは気を使ってペットと接するようにしている人でも、一度仲良くなるとそのあとでペットと距離ができたときに無理強いをしてしまうことがあるようです。でも、これはいけません。

いらいらして持たれたくないときに、無理矢理手に持って離さないでいたら、気分がのらないから冷たい態度だったものが、あなたを嫌いになって冷たい態度をとるようになってしまうかもしれません。

親しき仲にも礼儀あり。どんなに仲が良くなっていても、鳥さんの気分を考えて、無理矢理なにかをするのはやめましょう。
 

鳥に噛まれたからと怒るのは間違い

もう1つ、仲良くなったあとにしてしまいやすい失敗は怒ることです。いらいらしているところを無理に持たれた場合などに、鳥さんが「やめて」という意思表示で飼い主の手を噛むことがあります。このとき、噛まれたからと怒るのは間違いです。

ぐったりするほど疲れているところに絡まれたら、あなただって相手の手をはらうぐらいのことはしてしまうでしょう。そのときに、相手に怒られたり、叩かれたりしたらどう感じますか?「自分の気持ちをわかってくれない嫌な人」と思ってしまわないでしょうか?

噛まれたからと怒るのは、鳥さんに無理強いをするだけでなく、自分のことを嫌うように仕向けることになります。叩きでもしようものなら、あなたの手は怖い相手となり、手が近づくだけで逃げるようになってしまうことだってあります。

ケージの中にいるばかりでそんなに疲れることなんてないはず、と思うのは間違いです。体力を使う羽の生え変わりの時期や、連休などであなたの生活サイクルが乱れるのに合わせてしまって睡眠不足になっているときなど、ケージの中にいるだけでも疲れることはあるんです。

仲良しだったのに距離ができてしまうのは、飼い主としてはせつないし、じれったいものだと思います。でも、だからといって怒ってはいけません。怒ってしまうと距離はもっと広がってしまいます。もう一度仲良くなるために、ムカッときても怒りは飲み込んで、鳥さんを怒るようなことはしないでください。

鳥と仲良くなるにはゼロから馴らしはじめよう!

鳥さんとの間に距離ができてしまった場合、仲良しに戻るためには、飼い始めの頃のように時間をかけて距離を縮めていく必要があります。

抱っこされるのを嫌がるのであれば、手に乗ってもらうところから、
手に乗るのを嫌がるのであれば、手を近づけるところから、
手を近づけるのを嫌がるのであれば、ケージごしに手を寄せるところから、と
鳥さんが嫌がらないところから少しずつ、嫌がる必要はないことを教えていきましょう。

雛の頃のように挿し餌をするわけにはいきませんが、おやつや果物、野菜類などを手から与えるのもいいでしょう。でもこのとき、手を噛まれないように注意しながら与えてください。噛まれて、驚いて、あなたが手を急に離すようなことがあると、鳥さんを余計に怖がらせてしまうおそれがあります。

多くの鳥さんが人を見分けますので、家族の中に無理強いをする人がいたとしても、あなたが努力すればあなただけには馴れた子に戻ることができるでしょう。ですが、家族の中に鳥さんが警戒する相手がいるというのは、その人にも鳥さんにも好ましくない状況です。あなただけが頑張るのではなく、鳥さんへの接し方について家族で話し合い、家族全員が鳥さんと仲良くなるようにしましょう。

距離ができてしまったときに無理強いをしたり怒ったりしてしまった場合は、距離を縮めるのに時間がかかることがあります。特に何もせず、鳥さんの気分を優先させていた場合には、鳥さんの気分が落ち着いて(反抗期や、羽の生え変わりが終わって)から馴らしなおそうとすれば、かなりすんなりと元の仲良しな状態に戻れるようです(鳥の気分を察しながら、反抗期や羽が生え変わっている間も嫌がらない程度のスキンシップを行うことを薦めます)。

昨日まで仲良しだった子に冷たい態度をとられると、どうしたらいいのか悩んでしまいやすいものです。でも大丈夫。鳥さんだって気分がのらないときはあるのですし、もう一度馴らしなおすつもりで接し、距離を縮めていけばいいだけです。

雛のときに比べたらすんなり距離は縮まらないかもしれません。でも、一度や二度ふられたぐらいで諦めたりはしないでくださいね。オスの鳥が行う求愛行動のように何度も、自分も楽しみながらアタックしていけば、必ずや仲良しさんに戻れます(求愛行動は必ず報われるわけではありませんが)。

鳥さんだって、家族との間に距離を作って飼われていることが幸せだとは思わないでしょう。もう一度仲良しに戻ることは、鳥さんにとっても喜ばしいことだと思います。鳥さんを喜ばせてあげられるのは、飼い主であるあなただけです。距離ができてしまっても、その距離を縮め、無くせるように頑張ってください。

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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。