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アンゴラパイソンの基本情報と飼育方法……ボールパイソンに似てる?

今回は、アンゴラパイソンの基本情報と飼育方法をご紹介いたします。アンゴラパイソンは、アフリカ南西部のアンゴラとナミビアに生息するボールパイソンに似たニシキヘビです。本種は焦げ茶色の地色に不規則な白から黄色の虫食い状の斑紋が入っています。

執筆者:星野 一三雄

アンゴラパイソンの基本情報

アンゴラパイソンの基本情報と飼育方法

撮影協力:サウリア

アンゴラパイソン
学 名Python anchietae別 名:-英 名:Angolan Python, Anchieta's Dwarf Python分 布:アンゴラ南部、ナミビア北部全 長:1.5m前後

アフリカ南西部のアンゴラとナミビアに生息するボールパイソンに似たニシキヘビです。

体型はボールパイソンによく似ていて、やや太短い印象ですが体色が異なり、本種は焦げ茶色の地色に不規則な白から黄色の虫食い状の斑紋が入っています。また本種の方が鱗が大きくなり、キメが粗い印象があります。

記載は古いのですが、生息地の政情が不安定であるため、ほとんど野生下での生態もわかっていません。おそらくボールパイソンと似たような生態であると思われています。

本種が生息するアンゴラは長らく政情が不安定であったため、ペット用に動物を採集、輸出するというようなことは考えられませんでした。そのため本種も長らく幻のヘビでありましたが、細々とCB個体が流通するようになり、国内でもCB化が進み、ときどき見かけることができるようになりました。もちろん、非常に高価ではありますが、2002年にアンゴラ内戦が終結し、アンゴラにも平和が訪れていますので、もしかするとこれから少しずつ本種もWCが流通するようになるかもしれません。

ただし種親の不足から、ボールパイソン等との雑種が流通することもあり注意が必要です。

まあ、これだけの高額な生体を欲しがるような方は多くはありませんので、いつまでも幻のヘビのままでいたほうがイイと思いますが、もしかすると急激な価格の崩壊が起こる可能性を秘めているヘビでもあります。

CITES(ワシントン条約)の付属書II類掲載種

赤っ恥をかかない程度の知識
  • ボールパイソンに似ている
  • アンゴラとナミビアに分布する
  • ほとんど流通することはなかった
  • 非常に高価
 

アンゴラパイソンの飼育方法

飼育容器
ボールパイソンに準ずると思われるのでコチラの記事を参考にして下さい

※「飼育の基本情報」は「爬虫・両生類ビジュアルガイド ヘビ(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。

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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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