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ヒョウモントカゲモドキ"ドリームシクル"の基本情報と飼育方法

今回は、ヒョウモントカゲモドキ"ドリームシクル"の基本情報と飼育方法をご紹介いたします。ドリームシクルはヒョウモントカゲモドキの品種の一種です。幼体時は真っ白な体に真っ赤な目と、非常に印象深い形態ですが、成長するとやや黄色が広がり斑紋も生じてくるようです。

執筆者:星野 一三雄

ヒョウモントカゲモドキ"ドリームシクル"の基本情報

ヒョウモントカゲモドキ"ドリームシクル"の基本情報と飼育方法

撮影協力:サムライジャパンレプタイルズ

ヒョウモントカゲモドキ"ドリームシクル"
学 名Eublepharis macularius別 名:レオパードゲッコー、レオパ英 名:Leopard Gecko "Dreamsickle"分 布:イラン、イラク、アフガニスタン、パキスタン、インド西部全 長:20-28cm

ヒョウモントカゲモドキの品種の一種です。

本品種は2008年に作出された新しい品種です。

幼体時は真っ白な体に真っ赤な目と、非常に印象深い形態ですが、成長すると写真のようにやや黄色が広がり斑紋も生じてくるようです。

本品種はマックスノーラプター、およびエニグマの、最新品種の3つから作出されているとされていますが、エニグマ自体が形態の固有性がないからかクオリティにも差が大きいようです。海外のサイトなどを見ると、黄色い斑紋の面積が非常に小さい個体なども見られ、そのような個体がクオリティが高い個体とされるようです。

正直、いくつの遺伝子が関係しているのかさっぱりわかりません...マックスノーとエニグマも共優性ですし...わけわからんです。スミマセン。よく考えたらマックスノーとエニグマは共優性と言われているから、ラプターにマックスノーエニグマを交配させたら、とりあえずマックスノーエニグマ、とりあえず6か7種の遺伝子のヘテロができて、ヘテロ同士をかけたら天文学的数字のごくわずかな確率で生まれてくるオール劣性ホモが本品種ですから...

しかし、このネーミングは好きです。なんと言っても今をときめく最新3品種からできているんですから、確かに夢のモルフですから。

その他の生態等の情報はノーマルレオパの項を参照して下さい。

赤っ恥をかかない程度の知識
  • マックスノーとエニグマとラプターから作出された
  • 幼体時は真っ白で目が真っ赤
  • 黒は出ない
  • 目が赤一色
  • 斑紋はある程度残る
 

ヒョウモントカゲモドキ"ドリームシクル"の飼育方法

飼育容器
小さめのプラケースでよい。通気はしっかりと行えるように工夫すること。

温度
基本の温度を25℃、ホットスポットが30℃、夜間は20℃程度まで下げる。飼育容器の床面の半分程度をフィルムヒーターを敷くことによって保温する。

照明
特に必要なし

床材
食べてしまっても無害の細かい砂などを敷く。カルシウム粉末をそのまま敷いても良い。

容器内レイアウト
シェルターと水容器を設置する。


コオロギ、ミールワーム、ジャイアントミールワームなどの昆虫類、ピンクマウス。サプリメントは必須

基本的な世話
いわゆる乾燥系地表性ヤモリの飼育方法
  • 朝に霧吹きをして水分を摂らせる
  • 過度に乾燥させないようにする
  • オス同士を同居させない
  • 本品種のようなアルビノは、低温で飼育すると斑紋が強く出てしまうらしい
など ※「飼育の基本情報」は「爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ2(誠文堂新光社)」「ゲッコーの本(リアルエステイト研究所)」と海外サイトを参考にしました。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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