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エバーグレーズラットスネーク
学 名:Elaphe obsoleta rossalleni ※2002年から新しい学名としてPantherophis obsoletus rossalleni も使われている別 名:-英 名:Everglades Ratsnake分 布:アメリカ合衆国フロリダ半島全 長:91.4-182.8 cm 最大228.6cmフロリダ半島の先端にある有名なエバーグレース国立公園を中心に分布しているため、この名前で呼ばれるコモンラットスネークElaphe obsoleta の亜種の一つです。(ラットスネークの5亜種に関してはイエローラットスネークの項をご覧下さい)
本亜種はイエローラットスネーク同様に幼体時は地味で成長とともに黄色みが強くなっていきます。特に赤みが強くなり全体的にオレンジ色になるのが特徴です。また同所的に分布するイエローラットスネーク(デッカーラットスネーク)が舌の色が黒紫色部分が多いのに対して、本亜種の場合はほとんどオレンジ色であることで区別できるようです。
分布域では比較的どこででも見られる種類であるようです。
4-7月にかけて5-30個の卵を産み2ヶ月ほどで孵化します。
自然下での生態などはイエローラットスネークの項および"ホワイトサイド"ブラックラットスネークを参照して下さい。
幼体時の体色からは考えられないような鮮やかな体色になり、非常に魅力的なヘビであると言えます。
なかなか最近ではノーマル個体が見られず、アルビノ等の品種になってしまいます。これらの品種は他亜種の血が混じっている可能性も否定できず、何よりも本種の最大の魅力である体色変化が楽しめませんので、私は個人的には興味が半減してしまいます。
純粋なエバーの血統を維持したいですねぇ...赤っ恥をかかない程度の知識- アメリカのコモンラットスネークの亜種
- 鮮やかなオレンジ色が特徴
- コモンラットの中では比較的ノーマルが流通する
- 飼育自体は容易
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飼育の基本情報 |
飼育容器 | フタがしっかりとできるプラケース。高さの低いフラットプラケでも可。大きさはよく言われるようにヘビがとぐろを巻いたときの3倍程度以上の床面積があればよい。成体は活動的なので大きめのケースを使う。 |
温度 | 特に保温の必要はない。 |
照明 | 特に必要なし(爬虫類用の紫外線ランプ程度があるといいらしい) |
床材 | ウッドシェイブなど。新聞紙やクッキングペーパーでも良いが潜ってしまう。 |
容器内レイアウト | 体全体が浸かるような倒されたりあふれたりしない水容器とシェルターを設置する。 |
餌 | マウスに餌付いている場合は大きさに合わせたマウスを置き餌にする。冷凍を解凍したものでよい。 |
基本的な世話 | いわゆるナミヘビの飼育方法脱皮前はそっとしておくシェルターは脱皮の時のとっかかりになるようなザラザラした素材など※「飼育の基本情報」は「爬虫・両生類ビジュアルガイド ヘビ(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。 |
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