爬虫類・両生類/トカゲの飼い方

定額給付金を両爬に遣う!Vol.2トカゲ編(2ページ目)

さて、定額給付金を両爬飼育に遣ってしまおうという企画の第2弾です!!今回は「定額給付金をトカゲに遣う!!」です!

執筆者:星野 一三雄

安価で丈夫、そして楽しいトカゲ

さすがに、2,000円では生体購入はムリですから、こうなると次の2つの選択肢が提示されます。
1.この設備で日本のトカゲを捕まえて飼育する
2.多少、追銭を出して、安価なトカゲを購入する

どちらも、今回の記事の意図からずれてしまいますが、1.の選択肢を選んでしまったら、もうお話になりませんから、今回は却下。いや、私はこの人なんですけどね。
そうなると2.です。

しかし、追銭と言ってもやはりせめて1,000から2,000円くらいにしておきたいところです。
というわけで、3,000から4,000円で購入できるトカゲを考えてみましょう。
ポイントは
1.価格帯が3,000から4,000円
2.初心者でも飼育できるほど丈夫
3.紫外線はそれほど強くなくて良い
4.飼育設備にフタがないので立体活動をあまり必要としない

と、こんな感じでしょうか。

で、こんなトカゲですが、これにピッタリのトカゲがいます。
それがマブヤトカゲの仲間でしょう。
主に東南アジアに生息するスキンクの仲間ですが、よく動くし、丈夫だし、絶対にオススメのトカゲです。種類とショップによっては2,000円台の前半から価格が設定されてますし。
まさにトカゲ!!
マブヤの一種・タテスジマブヤ
画像提供:EndlessZone

ハンドリング等のコミュニケーションは期待できませんが、胎生ですから持ち込み腹で突然ベビーを産んだりもするかもしれません。本当は次の項の飼育中級者のみなさんにもオススメしたいくらいですから。
また近縁のダシアトカゲもこの中に含めてご検討下さい。

丈夫で、飼育もしやすくトカゲ飼育の魅力を十分兼ね備えていますが、低温には弱いので、そこだけは十分注意しましょう。

とにかく、飼育初級者の方は、定額給付金で基本的なトカゲ飼育の設備を揃えてマブヤトカゲを飼う!コレで決まりです!

新しいグループに使う!

ここでは、これまで両爬飼育をしてきた方が、何か新しいグループのトカゲを12,000円で購入したい、と考えた場合です。

トカゲの場合はWCが多く、比較的生体自体が安価に流通することが多いため、12,000円というのは結構余裕のある数字なんです。ですから挙げたらキリがありませんから、ここでは一つ、テーマのベクトルとして「いつかは飼ってみたかった、あのトカゲ」という感じで見てみましょう。

まずオーソドックスにフトアゴヒゲトカゲはいかがでしょう?
特別に赤い、とかでなければベビーサイズのフトアゴはこの金額でおつりが来るはずです。小さいうちは単なるアガマですが、成長すると実に飼育して楽しいペットリザードになるようです。
同じようなポピュラーで飼育しやすく、飼って楽しいという意味なら各種アオジタトカゲも十分に行けます。
またペットリザードNo.1で名高いオニプレートトカゲもうれしい、この価格帯です。
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