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アリススプリングスのレプタイルセンター展示個体 |
ウェスタンブラウンスネーク
学 名:Pseudonaja nuchalis別 名:ブラウンスネーク英 名:Western Brown Snake, Gwardar分 布:オーストラリアの南東部沿岸域を除くほぼ全土全 長: 1.6mオーストラリアでもっとも分布が広く、一般的なコブラ科の毒蛇です。
オーストラリアでは、いわゆる代表的な毒蛇として「ブラウンスネーク」と呼ばれる一群があります。このうちキングブラウンスネークはPseudechis 属、リトルブラウンスネークはElapognathus 属のヘビですが、その他の以下の本種を含む7種がブラウンスネーク属Pseudonaja に属しています。
- ジュガイトDugite Pseudonaja affinis
- スペックルブラウンスネークP. guttata
- ペニンシュラブラウンスネークP. inframacula
- イングラムブラウンスネークP. ingrami
- リングブラウンスネークP. modesta
- ウェスタンブラウンスネークP. nuchalis
- コモンブラウンスネークP. textilis
分布が広いためか、非常にバラエティに富んだ体色のパターンがあり、別種のように見えることが多いようです。上の写真のようにオリーブ色がかった明褐色、頭部が黒色で体が山吹色、赤銅色、全身がほとんど黒色などです。斑紋のパターンもいろいろでバンド模様などの個体もいるようです。あらゆる環境に適応しているようで、乾燥した砂漠のような場所から、多湿の熱帯雨林、人家近くなどでも見られるようです。
比較的アグレッシブで、動きも速く、毒も強いため危険なヘビです。
昼行性で、齧歯類から両生類まで、あらゆる脊椎動物を食べています。
メスは13-22個の卵を産み、22cmほどの大きさの幼蛇が孵化します。
というわけで、日本でいうところのシマヘビやアオダイショウのような感じでかなり一般的なヘビのようなんですが、未だに野生で生きた個体と出会うことがありません。もちろん、怖いんですけどね。これくらいは見ないとオーストラリアに行ったって感じがしないですよね。で、調べてみると、やっぱり都市部周辺では激減していて地域によっては保護の対象になっているようです。
と、こんなに調べて、すごく満足しているんですが、みんな何の関心もないんでしょうねー。
動物愛護法による「特定(危険)動物」に指定されており、飼育に際しては都道府県知事の許可が必要です。
赤っ恥をかかない程度の知識- オーストラリアの毒蛇
- 非常に分布が広く一般的な種類
- 地上性で昼行性
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飼育の基本情報 |
安易な飼育は勧められないので飼育情報は掲載しません |
※解説海外サイトを参考にしました。 |
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