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ペンシルバニアドロガメ
撮影協力:aLive

ペンシルバニアドロガメ

学 名Kinosternon subrubrum subrubrum別 名:-英 名:Eastern Mud Turtle分 布:アメリカ合衆国南東部(コネチカット州南西部からメキシコ湾岸)甲 長:12.5cm

アメリカ合衆国東部に広く分布するトウブドロガメKinosternon subrubrumの基亜種です。

トウブドロガメは以下の3亜種に分けられています。

背甲は高さがあり、黄褐色からオリーブ色、黒褐色までと個体差が大きく目立った斑紋はありません。腹甲も同様な色で、2カ所のヒンジ(蝶つがい)があり、頭部と尾部を閉じることができます。

頭部の斑紋により亜種が見分けられるとことになっていて、本亜種は明色の斑紋がハッキリと入る個体が多いようです。一方ミシシッピ亜種は目の後方に白いラインが入り、フロリダ亜種は明瞭な斑紋が見られないことが特徴とされています。

分布域が広いだけでなく、生息環境もさまざまで亜種によっては、海水の影響がある場所でも生息している場合があるそうです。しかし基本的には流れが緩やかな河川や池や沼などで主に見られます。

食性は肉食性が強い雑食で、自然下では水生植物なども食べることもあるようです。

春から夏にかけて産卵し、1クラッチあたり2-5(最大9)個の卵を産みます。卵の大きさは22-29×13-18mmで、100日程度をかけて孵化します。孵化した幼体は甲長が20-27mmで、背甲には成体に目立たない3本のキールが発達しています。

トウブドロガメはアメリカでもポピュラーなドロガメであり、流通量も多いのですが、主に国内で流通するのはミシシッピ亜種の方で、本亜種はそれほど多くは流通していません。特にフロリダ亜種は、保護の対象にもなっており、さらに流通量が少なく稀少です。

これまでもフロリダドロガメが国内で流通した時には少なからず真贋論争が起こって話題になりました。正直、全っ然関心がなかったのですが、こうやって調べてみて亜種の違いとか見分け方なんかを知ってしまうと、なるほどみんな必死になるわけだな、と妙に納得です。

私だって、日本の種類の亜種どころか島による個体差なんかに必死になるわけですから。

なんにしても、大きくならないし飼育もしやすいカメで、さらにこの手のカメは特に幼体がかわいらしいんですよね。やっぱりドロガメの仲間って、特に初級者にはオススメの水生ガメですよね。私も記事でアップするために調べるたびに欲しくなりますから。

赤っ恥をかかない程度の知識
  • USA南東部で普通のカメ
  • 3亜種に分けられているトウブドロガメの基亜種
  • 飼育はしやすい
  • 少ないながらもコンスタントに流通する
  • ネット等の情報によれば頭部の斑紋パターンと腹甲の大きさでフロリダ亜種等の別亜種と区別がつくらしい
  • 国内で流通するのはミシシッピ亜種が多い
飼育の基本情報
飼育容器60cmクラスの水槽で飼育可能。
温度特別な保温は必要なし。幼体では冬期には保温した方がよい
照明爬虫類専用の紫外線入りの蛍光灯を設置
ろ過できれば、外部式フィルターと上部フィルター
床材(底砂)特に必要なしだが、食べられない程度の大きめの小石を配すると落ち着くらしい
容器内レイアウト水深は深くてよい。陸地は大きいものは必要ないが浅い場所を作るとよい
肉食だが配合飼料中心で構わない。巻き貝・ザリガニ・小魚なども好まれる
基本的な世話いわゆる水生ガメの飼育法ポイントは
  • 水質の悪化に注意
  • など
※「飼育の基本情報」は「ミズガメ大百科(マリン企画)」「爬虫・両生類ビジュアルガイド 水棲ガメ1(誠文堂新光社)」、海外サイトを参考にしました。

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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。