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クジャクトゲオアガマ

アガマの14種目です!トゲオアガマの美種・クジャクトゲオアガマです!

執筆者:星野 一三雄

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クジャクトゲオアガマ
写真提供:レプタイルストア ガラパゴス

クジャクトゲオアガマ

学 名Uromastyx ocellata別 名:オセラータトゲオアガマ英 名:Eyed Spiny-tailed lizard,Ocellated Spiny-tailed Lizard分 布:アフリカ東部(ソマリア、スーダン、エリトリア、エジプト南東部)全長:28-32cm

学名などからわかるように背面の白い眼状斑が特徴のやや小型のトゲオアガマです。

トゲオアガマ一般の分類や生態に関してはサバクトゲオアガマの項を参照にしてください。

比較的複雑な色彩で青や黄緑色の地に白色の円形の斑紋が多数並び、その周囲にはオレンジ色の斑紋が散在しています。特にオスは美しくメスはやや地味です。

春先、または乾季の始まり頃に産卵を行い、8-20個ほどの卵を産みます。卵は8-10週間ほどで孵化することが知られています。

流通する個体はほぼ、すべてスーダン産のWCですので、立ち上げなどに苦労することがあるようですが、状態の良い個体を選ぶことができれば比較的丈夫で飼育しやすい種類と言えます。

図鑑などでは「やや地味」という表現が目立ちますが、あくまでも近縁種のニシキトゲオアガマに比べれば、ってことですし、これだけキレイなら十分でしょう。CITES(ワシントン条約)の付属書II類掲載種

赤っ恥をかかない程度の知識
  • 原産地はアフリカ北東部
  • ほとんどがスーダンから輸出されている
  • ニシキトゲオアガマとは亜種関係ではない
  • トゲオアガマにしては小型
  • 和名の「クジャク」は学名の「ocellata(クジャクの羽の眼状斑)」から
  • 植物食性が強い
飼育の基本情報飼育容器90~120cmクラス以上の水槽など温度ホットスポット部は45~50℃、低温部は27~32℃。夜間は20℃前後にする。照明紫外線灯とバスキングランプが必要。紫外線灯はできれば複数。床材爬虫類用の砂漠の砂など容器内レイアウトブロックなどでホットスポットとシェルターを作る。水入れは設置しない。餌植物食なので野菜を中心に与える。ときどきコオロギなどの昆虫も与える基本的な世話乾燥系トカゲの飼育に準ずる
  • ケージ内に温度勾配をつける
  • カルシウムの添加は必須。ときどきビタミン剤も添加する
※「飼育の基本情報」は「爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ1(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。

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