駆虫期間中の飼育

駆虫の期間中の注意事項も獣医師の先生から指示がありますので、それに従いますが、一般的には

・温度・湿度の管理を徹底する
これを行わないで駆虫のための投薬を行うことは、逆に状態を悪化させることにつながります。

・再感染を防止する
排泄物の迅速な除去や飲み水をいつでもきれいなものにするなど、清掃や衛生環境の整備を行って再感染しないようにします。特に生体自身に糞便がくっついていないか注意を払います。

・個体の状態を観察して、必要な治療や管理を行う
駆虫が必要な個体は状態が落ちて感染症などにかかっている場合や脱水症状などが見られるような場合も多いので、併行して必要な治療を行っていきます。

・投与方法や投与量などを守る
薬を使うわけですから当然のことでしょう。もちろん「確実に」投与するあるいは投与したことを確認することも大切です。

・再検査を実施する
薬品の投与が終了しても、必ずしも十分な駆虫ができていないこともありますので、必ず再検査をしてもらいます。

駆虫は「治療」である

ここまでを読めば理解していただけると思うのですが、「駆虫」という行為は単なる「駆虫薬の投与」という作業ではなく、「総合的な治療行為」であるということです。
つまり、そう簡単な作業ではないということです。

ですから、そんな意識や知識を持たないまま駆虫に臨むことは駆虫の失敗だけではなく、それこそ生体の健康へのダメージ、そして最悪の状況だって引き起こしてしまうかもしれません。

人間だってそうでしょう?
病院の医師の話を無視して「自分の体のことは自分が一番よくわかっているんだから」なんて、いい加減な気持ちで治療をする人なんていませんよね?

飼育している両爬だって同じです。彼らの身になって真剣に駆虫に臨むことが飼育者に必要なことです。