クランウェルツノガエルの基本情報
写真提供:LIFE WITH FROGS
学 名:Ceratophrys cranwelli別 名:クランウェルツノガエル英 名:Chaco Horned Frog, Cranwell's Horn frog分 布:アルゼンチンのチャコ地方、ウルグアイ、ブラジル、パラグアイ全長:13cm
名前が馴染みにくい感じなので、意外に知られていないのですがベルツノガエルと並ぶメジャーガエルです。
ベルツノとよく似ているのですが、目の上の角状突起がベルツノより長いこと、吻端がややとがること、基本的に褐色が地色であることなどで見分けられます。生態や飼育法などは基本的にベルツノガエルの項を参照していただければよいでしょう。
ベルツノとの交雑個体が非常に多く流通していますが、ベルツノよりは純血種が多く流通しているようです。また飼育にあたっては床材を敷いて飼育した方が良いようです。
クランウェルツノガエルの飼育方法
飼育容器脱走できない構造で床面積がカエルの二倍程度の広さであればよい。フタをしない場合は高さが必要。
温度
24~28℃程度に保温。ケージ下面からシートヒーターで保温すればよい。
照明
必要なし
床材
なくてもよいが、湿らせたスポンジなどでもいいし、ヤシガラ土や腐葉土、水苔などを組み合わせて湿度をコントロールできる素材のものを厚めに敷くとベター。
容器内レイアウト
ケースに薄く水を張っただけでも飼育できる。床材をきちんと敷いて観葉植物などでレイアウトしてもよい。
餌
小さいときは昆虫を中心に。大きくなったら週に2回ほどピンクマウスや金魚などを与える。
基本的な世話
地表性カエルの飼育
- 水場を設置しない場合は乾きすぎ、湿らせすぎに注意する
- 床材を飲み込まないように餌は必ずピンセットで与える
- 成体には餌の与えすぎに注意する
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