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ノーザンパインスネークの基本情報と飼育方法!

今回は、ノーザンパインスネークの基本情報と飼育方法をご紹介いたします。北アメリカの東部をコーンスネークと並んで代表するパインスネークの基亜種です。飼育は比較的容易で丈夫なヘビ。ぜひ参考にしてみてくださいね。

執筆者:星野 一三雄

ノーザンパインスネークの基本情報

ノーザンパインスネークの基本情報と飼育方法

写真提供:レプタイルストア ガラパゴス

ノーザンパインスネーク
学 名Pituophis melanoleucus melanoleucus別 名:キタパインヘビ英 名:Pine Snake分 布:北アメリカ東部全 長:1.5~2m 最大2.5m

北アメリカの東部をコーンスネークと並んで代表するパインスネークPituophis melanoleucusの基亜種です。特に、やや乾燥したマツ林で見られるため、このように名付けられました。

パインスネークP. melanoleucusの分類は混沌としており、難しいのですが一般的には以下の5亜種に分けることが多いようです。

  • ノーザンパインスネークP. m. melanoleucus
  • サウザン(フロリダ)パインスネークP. m. mugitus
  • ブルスネークP. m. sayi
  • ブラックパインスネークP. m. lodingi
  • ルイジアナパインスネークP. m. ruthveni

さまざまな環境に生息し、昼行性であり、主に齧歯類を餌にしています。

春に4~24個の卵を産み、2ヶ月程度で孵化します。孵化した幼蛇は35~50cm程度の体長です。

飼育は比較的容易で丈夫なヘビです。ただし、あまり慣れていない個体は威嚇姿勢をとったり、噴気音をシューシュー言わせたり、尾を叩き付けて音を出したりとアグレッシブな性格です。

アメリカでは昔から人気のあるヘビです。メリハリのきいた体色とややアグレッシブな性格は、またもや私好み。メジャーではありませんがCB個体も多く、ナミヘビらしいナミヘビといえるでしょう。

 

ノーザンパインスネークの飼育方法

飼育容器
フタがしっかりとできるプラケース。高さの低いフラットプラケでも可。大きさはよく言われるようにヘビがとぐろを巻いたときの3倍程度以上の床面積があればよい。成体は活動的なので大きめのケースを使う。

温度
特に保温の必要はない。

照明
特に必要なし

床材
ウッドシェイブなど。新聞紙やクッキングペーパーでも良い。

容器内レイアウト
体全体が浸かるような水容器とシェルターを設置する。


大きさに合わせたマウス。冷凍を解凍したものでよい。

基本的な世話
いわゆるナミヘビの飼育方法
  • 脱皮前はそっとしておく
  • シェルターは脱皮の時のとっかかりになるようなザラザラした素材
  • など
※「飼育の基本情報」は海外サイトを参考にしました。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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