アラブギリシャリクガメの基本情報
撮影協力:宮崎ペット
学 名:Testudo graeca terrestris別 名:テレストリスギリシャリクガメ、イエローアラブ英 名:Middle-Eastern Spur-thigh Tortoise,Golden Greek Tortoise分 布:中近東の地中海沿岸部(イスラエル、レバノン、ヨルダン、シリアなど)甲 長:17cm以上 最大20cm
ギリシャリクガメの亜種の1つです。
写真の個体のように、黄色みが強く背甲の斑紋が少ない個体が多いようで、海外では特別に"Golden Greek"などと呼び、人気が高いようです。
その他の情報はギリシャリクガメの項を参照して下さい。
こういったシンプルな感じのカメって好きです。大きさも、他の亜種に比べて小さい個体が多いようで、よりペットとしての適性があるような気がします。もちろんCB化を目指して欲しいところではあります。
CITES(ワシントン条約)の付属書II類掲載種
アラブギリシャリクガメの飼育方法
飼育容器幼体は60~120cmクラス以上の水槽や衣装ケースなど。通気性の確保ができるものがよい。水槽は背の低い「ランチュウケース」がベター
温度
一般的なリクガメ飼育の通り。20~25℃を最低温度として、ホットスポットを準備してケージ内に温度の勾配を作る。
照明
紫外線入りの爬虫類用蛍光灯など
床材
湿度を保持しにくい素材のものがよい。
容器内レイアウト
水入れは、幼体には常設し、成体の場合はしない。シェルターは必須。
餌
植物食
基本的な世話
飼育情報がもっとも充実しているので、とにかく本などで飼育のあらましを把握しておきましょう。
- 冬眠は可能ですが、難しいので冬は保温して冬越しさせた方がよい
- 冬期は一般に餌を食べる量が減る
- 冬期の過度の乾燥に注意
- アラブギリシャはやや低温と極端な乾燥に弱いので注意
- それ以外は一般のリクガメ飼育の通り
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