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ヨーロッパヌマガメ(亜種アメイロヌマガメ)
写真提供:Herptile Lovers

ヨーロッパヌマガメ

学 名Emys orbicularis別 名:-(多数の亜種名あり)英 名:European Pond Turtle分 布:アフリカ北西部(チュニジアからモロッコ)、ヨーロッパ(ポルトガルからリトアニア、ギリシャ)、イラン北部、ロシア(アラル海沿岸)などに広く分布甲 長:最大19cm

ヨーロッパに広く分布していて、古くから知られているカメです。流れの緩やかな河川や池、湖沼などに生息していて、川辺で日光浴などをしている姿などもおなじみになっており、もっとも一般的なカメといえるでしょう。ただし近年では生息環境の悪化や外来種の影響などによりその生息が危ぶまれているような亜種もいるらしく、手厚く保護している国もあります。

分布が広いため形態の差異が多く、一般的には8亜種に分けられますが、より細分化するべきという考え方もあるようです。今回ご紹介した写真は、おそらくアメイロヌマガメE.o.luteofuscaという亜種のようです。この亜種では背甲がほとんど無斑で地味な感じですが、他の多くの亜種は背甲に黄色の放射状の模様が入り、大変美しいカメです。また本亜種でもわかると思いますが、頭部にも黄色の細かい斑紋が入ります。

国内にはさまざまな亜種が、少数ずつではありますが入荷しており、CBのベビーなども流通することがあります。


生息地がヨーロッパということもありCBも目にしますし、飼育も比較的容易な部類のカメといえるでしょう。ただし国内でのこのカメのファンの多くは、いわゆる「マニア」の方たちのようで、多くの亜種にこだわりを持って日々、見分けるための知識と眼力の鍛錬を欠かさないような方たちが多いようです。

美しいカメであることは十分わかりますし、CB化が進んでいることは大変喜ばしいことなんですが、亜種へのこだわりは理解できないよなぁ...って思っていたんですが、このページを作るのにいろいろ調べていたら、何とかして全亜種の写真を掲載したくなってきました!私もやっぱりこだわってしまう人種であったようです...

飼育の基本情報
飼育容器大きさによって60~120cmクラスの水槽や衣装ケースなど。
温度室温に任せてよい。ホットスポットは設置する
照明紫外線入りのバスキングランプが必要
ろ過できれば、外部式フィルターと上部フィルター
床材(底砂)特に必要なし
容器内レイアウトケース内の3分の1程度を陸地にして、背甲の高さ程度の水深の水場にする
配合飼料でよい
基本的な世話いわゆる水生ガメの飼育法さらに
  • 日本でも周年屋外飼育が可能
  • ただし亜種によっては、というよりも元来の生息地によっては低温に弱い場合があるので、様子を見ながら環境を整えていくことが必要
  • など
※「飼育の基本情報」は「ミズガメ大百科(マリン企画)」「爬虫・両生類ビジュアルガイド 水棲ガメ2(誠文堂新光社)」を参考にしました。


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<参考サイト>
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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。