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写真提供:Herptile Lovers | |
マレーハコガメ学 名:Cuora amboinensis別 名:亜種名としてアンボイナハコガメ・ジャワハコガメ・(アジア)ミズハコガメ・マレーボックス・シャムボックス英 名:Malayan Box Turtle分 布:フィリピンからインド東部までの東南アジア全域甲 長:18cm前後 最大23cm(最大で30cmも確認されているらしい) | |
東南アジア全域に分布するマレーハコガメCuora amboinensisの亜種の一つです。 マレーハコガメは現在以下の4亜種に分けられることが多いのですが、分布が広いことからも個体差などが大きく、今後も変更があるかもしれません。
最も多く流通するのはジャワハコガメで、その他の亜種の流通はそれほど多くはありません。一般に「マレーハコガメ」の名前で流通する多くはジャワハコガメです。 亜種同士の見分け方は難しいのですが、背甲の高さや顔のラインなどによって見分けることができるようです。 食用を中心に広く大量に流通していて、日本にもペット用に輸入され、よく目にすることができます。 生息地では池や沼地で生活し、基本的に雑食ですが植物食性も強いようです。 ハコガメの中では例外的に水生傾向が強く、ほとんどいわゆる水生ガメの飼育方法で飼育します。 亜種は不明ですが、一般的に4月から6月の終わりにかけて産卵し、2-4クラッチ、1クラッチあたり1-5(平均2)の卵を産みます。飼育下の記録では40-52×26-34 mmの卵で65-82日くらいで孵化に至ります。孵化直後の幼体は甲長が38-48mm程度で成体よりも背甲の色が薄いようです。孵化後、4-5年で性成熟に至ります。 以前から、もっとも多くかつ安価で流通していて、飼育している方も多く、いくつかの注意点を守りさえすれば初心者でも十分飼育を楽しむことができるカメといえるでしょう。 また、最近ではこれまで流通しにくかったジャワ以外の亜種も見られるようになってきてコレクション性も高くなってきていて、なかなか奥が深いカメと言えるでしょう。 CITES(ワシントン条約)の付属書II類掲載種 | |
飼育の基本情報 | |
飼育容器 | 90cmクラス以上の水槽や衣装ケースなど。 |
温度 | 25℃~29℃に保温。冬眠をしないため冬も保温する |
照明 | 紫外線入りのバスキングランプが必要 |
ろ過 | できれば、外部式フィルターと上部フィルター |
床材(底砂) | 特に必要なし |
容器内レイアウト | 水生傾向が強いため背甲がちょうど隠れるくらいの水深の広い水場とバスキング用の陸地 |
餌 | 植物食性が強いので配合飼料と野菜や水草 |
基本的な世話 | いわゆる水生ガメの飼育法ポイントは
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※「飼育の基本情報」は「ミズガメ大百科(マリン企画)」「爬虫・両生類ビジュアルガイド 水棲ガメ2」および海外サイトを参考にしました。 |
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