-その他の口腔内の病気:口内炎-
 
歯茎や、舌、口腔に炎症が起き、赤く腫れてただれたり、ひどくなると潰瘍になったりします。人間の場合は、疲労やビタミン不足で起きることが多いようです。

ネコの場合も、ビタミンAの不足や、口の中にある異物(魚の骨が刺さっていたり)、顎が変形してきて歯が当たったりする接触によって、またその他に洗剤や薬剤、灯油などを舐めたりした強い刺激によって引き起こされる口内炎もあります。
他の病気が原因でネコの免疫力が低下し口内炎が起きている場合も多く、そうなると治りにくく、また再発しやすくなります。(ネコエイズ、ネコ白血病ウイルス感染症、カリシウイルス感染症、糖尿病や腎臓の病気ほか)

口内炎ができている時は、他の病気の兆候である場合が多いので、血液検査などを行って全身状態を診る必要があります。
まだ、乳歯です。
ネコは生後4-6ヶ月頃から
永久歯に生え替わります。
 
とても健康的な口腔内
どの口腔内の病気でも、炎症を起こした部分から細菌感染し、それが血液にのって心臓や腎臓、肝臓などの内臓に運ばれ他の病気の原因になったりします。
歯周炎では、破の周りの細菌が毒素を作り出すので、ネコはそれによって軽い中毒を引き起こすことがあります。

どちらにしても、口の中が痛いことで、ネコは食べたくても食べられなくなり衰弱していきます。

 
-こんな仕草を見せたら要注意!-
 

■食餌を欲しがるが、いつもほどの食欲・スピードで食べなくなる
■口を横に振るようにクチャクチャいわせて、口の中で引っかかるような仕草をする
■口の中の痛い部分にあたらないように食べ物を移動させて食べている
■食べているときにビクッとしたり、声を上げる
■食べている最中に手で口を触って引っ掻くようなそぶりを見せる
■歯をカチカチ鳴らす
■歯茎の色が赤くなっている
■歯茎が腫れている
■歯石が付いている
■いつもより口臭がキツイ
■涎を流す

 
口腔内の病気は、特に老齢のネコの場合は
ほとんど何らかの症状を持っていることが多いようですが、
若いネコにも起こります。
もし、上記のような仕草、口の中の様子に気がついたら、
早めに診察を受けることをお奨めします。
 
次回は、こうした口腔内の病気を予防するための「歯のお手入れ」についてです。
 

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