-耳掃除-
 

いつも乾燥していて頻繁に耳掃除をしなくてもきれいな人もいれば、
粘着質の耳あかが溜まりやすく、綿棒が手放せない人もいるでしょう。
実はネコの耳の中も同じなんですよ。

粘着系の耳あかが出やすいネコは、
耳の中が汚れやすく酵母菌が繁殖しやすいので
外耳炎を起こしやすい体質を持っています。
また、耳が折れているスコティュフォールドは、
その姿形故に通気性が悪く、
耳の病気に悩まされる子が多いようです。

そのほか、外出自由のネコは別のネコと接触して
「耳ダニ」というお土産をもらってくる可能性もあります。
耳の中のチェックもお忘れなく!

今回は耳のお手入れについてのお話です。

■どんなネコ、どんなときに耳掃除が必要なの?

耳掃除は表面的にひどい汚れが目立たないネコの場合は特に必要ありません。しかし、外耳部分に黒っぽい耳あかが目立つ場合は、カット綿などで指が届く範囲だけキレイに拭き取る必要があります。

獣医師から入手できる耳掃除用の薬液を利用すると、殺菌作用もありスムーズに耳掃除できます。

我が家で使用しているのは“Virbac Epi-Otic”
数滴カット綿にしみこませて使用します。

シャンプー前には必ず耳掃除を行う必要があります。耳掃除をしないでシャンプーすると、耳あかがふやけて内耳に入り炎症の原因となりかねないので、先に耳掃除をしておきましょう。

耳を持ち上げて…あんまり強く引っ張らないでね。
カット綿を指に巻き付けて、指が入る範囲だけきれいに拭き取ります。
内部のお掃除が必要な場合は、獣医師にお願いしましょう。

よく綿棒などで耳の中(奥)までキレイにする方、また獣医師によってはそのように指導される先生もいらっしゃいますが、ガイドはこれはお勧めしません。

というのも、ネコの内耳は特殊な形状になっており、また粘膜が非常に柔らかいので、綿棒を使用することで内耳・鼓膜を傷つける可能性があります。どうしても内耳まで掃除しなければならないような場合は、獣医師に処置して頂くことをお勧めします。

■こんな時は獣医師に相談!

耳あかがひどく、毎日のように掃除してもキレイにならない場合は、「耳ダニ」が発生していたり、「外耳炎」・「内耳炎」を起こしている可能性がありますので、早めに獣医師の診断を受けてください。

また、耳の中が表面的にきれいに見えても、ネコが耳を掻く・頭を振る・耳を気にするなどの様子を見せる場合は、内耳に異常がある可能性があります。早めに獣医師に相談することをお勧めします。

 
次回の「ネコの日常的なお手入れ-その5」は
「目をきれいに」です。
 

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「ネコの耳の病気」
「耳を掻く・耳を振る」
「外耳炎」
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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。