パタゴニアの気候
ペリト・モレノ氷河の凄さを体感するなら夏の観光シーズンがベスト 写真提供:www.argentina.travel
■春(9~11月)
春といっても南極に近いパタゴニアではまだまだ冷たい空気。でもバルデス半島周辺では、クジラやペンギン、シャチの群れなどが見られるようになります。この時期は真夏に比べると比較的空いているので、繁忙期を避けたいならばちょうどいい季節です。
■夏(12~2月)
パタゴニア観光にベストの時期といえるでしょう。有名なペリトモレノ氷河の崩落の瞬間が見られるのもこの季節。ただ見どころが多いだけあって、観光客も多く交通やホテルは相当混み合います。ツアーなど事前予約できることがあれば、早めに準備をしておきましょう。夏とはいっても、最南端の町ウシュアイアあたりだと気温は10℃前後。真冬用の防寒具を必ず持って行きましょう。
■秋(3~5月)
夏の喧噪が治まって、そろそろ寒さが本格化してくる頃。春と同じく、繁忙期を避けるにはちょうどいい季節。バルデス半島ではホエールウォッチングをメインに楽しむことが出来ます。
■冬(6~8月)
パタゴニアでは交通機関が止まったり、ホテルも閉館になったりと観光には向かない時期です。でも、そんな人の少ない時期だからこそ、美しい自然を独り占めできる季節でもあります。この時期に訪れる人は、しっかりと防寒した上でトライしてみてください。また、バリローチェをはじめとするスキーリゾートがオープンするのはこの季節。雄大な自然の中でウィンタースポーツを楽しむのもいいでしょう。