鳥が鳴き、四季の花が咲き乱れる
花を見るのは好きだが、いつもながら、名前がわからない。ご存知の方は、メールにてご一報を |
オテル・ド・摩耶に向かう道筋には、可憐な花があれこれ咲いています。空気も美味しく、風が心地よい。神戸の街からすぐなのに、自然満喫の別天地。ビルしか見えない東京で暮らす者にとっては、一種のカルチャーショックです。
由緒ある寺や神社のある山には、古代以来のよい気が流れているものですが、ここ摩耶山にも、実によい気が満ちていることを感じました。うんうん、ここなら、天上寺でのプチ坐禅修行も期待できそうです。
宝石をちりばめたような夜景
ロープウェイの山頂駅付近には、掬星台(きくせいだい)という展望台があり、ここから眺める夜景は、函館、長崎と並ぶ日本三大夜景とか。こちらの夜景は、海と街が見える大パノラマ。また、夜になると青く輝く石をはめ込んだ「きらきら小径」もあって、ロマンティックなことったら。美しすぎる夜景の大パノラマ。とても現実とは思えない!(写真提供/神戸市国際文化観光局観光交流課) |
掬星台までは少し歩きますが、オテル・ド・摩耶の敷地内からも、十分に夜景が楽しめます。とりわけ野外ジャグジーにつかりながら眺める神戸の街が素敵! こちらは水着着用が必要なので、準備していってください(貸し出し用水着もあります)。
こんなおしゃれで素敵なホテルなのに、実はオテル・ド・摩耶は国民宿舎なのです。このごろでは、公共の宿の人気も高いようですが、ここはその中でもお勧めだと思います。
月と夜景を眺めながらジャグジーで体を伸ばす。これぞ天上の極楽 |
この日は梅雨の晴れ間で、海の上に月も出ました。こんな素晴らしい場所でゆっくりと体を休めることができるなんて、こりゃ、摩耶山の仏様のおかげに違いない。ちなみに摩耶山天上寺に祀られているのはお釈迦様のお母さんである摩耶夫人(まやぶにん)です。そのためか、この地には、女性に優しい気がたっぷりと流れているようです。
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意外にボリュームがあって、なかなか美味なのだ。