山崎ってどこ?

山崎は山際の住宅街のためか、道端に花の咲く木をよく見かけます。名前は知りませんが、香りがすごくよい花でした
あまり聞いたことのない地名かも知れませんが、山崎は京都と大阪のちょうど中間地点にある場所で、JRなら「山崎」、京阪京都線なら「大山崎」という駅があります。今は山あいに開けたごく普通の住宅街に見えますが、実はこのあたり一帯は、かつては交通と商業の要所として開けた賑やかな場所で、戦国武将が戦った古戦場でもあります。

そのため、史跡や神社仏閣がいくつもあります。また、近代になってからは、風光明媚なことから、関西のお金持ちたちの別荘も多かったところで、素敵な洋館造りの美術館もあります。今回は、京都旅リピーターの方にお勧めの山崎アート巡りコースをご紹介しましょう。

最初のアートは待庵

一見地味な寺ですが、実はすごい妙喜庵
JR山崎の駅を降りてすぐのところに、妙喜庵というお寺があります。表からはどうということもない小さなお寺に見えますが、実は、この寺にある「待庵」という茶室は、日本に三つしかない国宝の茶室です。その上その三つの中で、千利休がデザインしたことが確実なのは、ここだけという超貴重品。日本の建築の中でも、茶室は独特の様式美を持ったアート中のアート。しかしこちらは、ふらりと行って拝観するわけにはいきません。往復はがきで一ヶ月程度前に申し込みが必要なので、HP内の「拝観申し込み案内」のページをよく読んで予定を立ててくださいませ。

山崎は名水の地で、お茶を点てるのに適したよい水があります。このコースの最後にも、おいしい水が飲めますが、どんな水かは、読んでのお楽しみ
■妙喜庵
・所在地:京都府乙訓郡大山崎町龍光56
・交通・アクセス: JR 東海道本線山崎駅下車 徒歩すぐ
・地図:Yahoo!地図情報
・HP妙喜庵

【contents】
お宝寺(宝積寺)で美しい観音様に出会う
大山崎山荘美術館で庭園と洋風建築を愛でる
サントリー山崎蒸留所でおしゃれな昭和のアートを鑑賞する

次のページでは、山崎の中心となるお寺、宝積寺(通称お宝寺)を訪ねます。