最強のお遍路さんになるには
少しの知識と遊び心が必要です
四国八十八ヶ所に行ったけれど、バスであちこちのお寺に行ってご朱印をもらっただけ。あとで考えると、どんなお寺に行ったかもよく覚えていないし、そもそも、何のために行ったのかよくわからない。そんな話をよく聞きます。それは、事前のお勉強が足りなかったため、そして、ゆっくりひとつの寺に滞在して自分なりの見どころを発見し、記憶に残すワザを持っていなかったためです。そんな後悔をしないためにも、「そもそもお遍路とは何か? 何のためにするのか?」というちょっとした知識と、せっかくの感動を、自分の中にのちのちまで残し、他の人と分かち合う方法を学んで欲しい。それが、今回の講座の目的です。秩父のシンボル、武甲山をバックにした石仏。池袋から1時間ちょっとで、こんな風景に出会えます |
まずは、健康に楽しく
巡る方法を学びます
講座は、2007年の6月6日に始まり、テーマ別に何度かの講座があり、秩父の観音霊場巡りを2回行います。これは、秩父のよさを知るとともに、他の地域をお遍路する場合のコツを学ぶ目的です。そのときに写真や紀行文の書き方などの実習も行い、8月1日に終了します。すべてに参加せずとも、いくつか選んで参加することも可能です。まずは、「心遍路」の理事長の福本さんによる、「お遍路さんとは何か?」や、「般若心経レッスン」などがあります。般若心経は、最近人気の短くて興味深いお経で、声に出して歌のように唱えるだけで、心と体が爽快になります。秩父や四国のお寺でも、お参りの際には、このお経を唱えるのが作法です。
●福本正幸さんによる、「お遍路・巡礼 健康に楽しく巡る基礎講座」の詳細はこちらです。
最近のお遍路さんは
デジカメが必須アイテムです
真ん中が福本さん、左が野坂さん、右は理事の仲本明彦さんです。これから、お笑い3人組(?)で秩父の視察を始めるところ |
●野坂元勝さんによる、 お遍路・巡礼 カメラテクニック養成講座の詳細はこちらです。
楽しかった記憶を残すには
文章のワザも大切です
秩父についての本もいつか書きたいと思い、吉田は写真を撮りだめています。いつか文を書く目的で記憶に残すためにも、写真は大切です |
なぜわたしが、この講座の講師をお引き受けすることになったか。それは実は、オールアバウトが結ぶご縁でした。この「神社、仏閣巡り」を見てくださった主催者の福本さんが、「エンターテインメントとして、楽しくお寺巡りをしよう」というテーマが合致する、ということでメールをくださり、それがきっかけで、ひょうたんから駒みたいに、講師の大役を務めさせていただくことになったのです。
おととしの秩父夜祭は、寒かったけれど、花火が美しかったです。それにしても、このごろのデジカメはすごいですね。初心者の吉田でも、夜の花火がばっちり撮れました |
しかし、文章と写真を組み合わせて印刷物を作る仕事なら、もう20年以上やっているので、プロとしてのちょっとしたワザも持っています。自分で楽しむだけでなく、一緒に行った方や、行っていない友人、知人の方にも、お遍路日記を楽しく読んで欲しい。そういう方のための、「人に伝わる文章の書き方。写真と組み合わせて、楽しい小冊子を作る方法」などを、皆さんと一緒に考えていければと思っています。
●吉田さらさのお遍路・巡礼 人に伝える文章養成講座 の詳細はこちらです。
無料でダウンロードできる小冊子、「お遍路 はじめの一歩」 |
心遍路と「おとなの学校」全体に関する
お問い合わせは、こちらです
住所:東京都中央区銀座3-11-8-2FTEL:03-5565-7530
HP:心遍路 おとなの学校
こちらのHPでは、「お遍路 はじめの一歩」(お遍路さんの入門ガイド)を無料でダウンロードすることもできます。
次のページは、心遍路さんが主催する、四国八十八ヶ所ツアーに関する情報です。体力に自信がないけれど、八十八ヶ所を歩いてみたいという方必見!