笑顔で挨拶! それだけで相手との距離がぐっと近くなります |
【CONTENTS】
Page1:基本の挨拶は「Hi」
Page2:名前は自分から名乗るべし
Page3:「How are you?」の答え方
挨拶や自己紹介の仕方も、時代と共に変化しています。学生時代の知識のままだと、せっかくの英語が通じなかったり、変な顔をされたりなんてことになりかねません。基本をおさらいしつつ、今どきのコミュニケーション方法を身につけましょう。
基本の挨拶は「Hi」
最近の英語の挨拶は「Hi」が基本です。カジュアルな会話では「Hello」より「Hi」の方がよく使われるようになり、「How do you do?」は丁寧すぎるということで、ほとんど使われなくなりました。「Hi」はまったく知らない相手に対しても、会釈の感覚で気軽に使われます。他人同士の軽い挨拶については、過去ガイド記事「社交的外国人に学ぶオーバーアクション」を読んで下さいね。
「Hi」をこなれた感じで使うには?
そんな超頻出の「Hi」ですが、シンプルすぎて逆に難しい表現でもあります。「Hi」をこなれた感じで使うには、どうすればよいのでしょうか。単独だと、短すぎてタイミングが難しいので、他のフレーズとまとめて使うと言いやすくなります。初対面で、相手の名前がわかっている場合には、次のように言って、そのまま握手しちゃいましょう。
Hi, Kate. Nice to meet you.
(ハイ、ケイト。初めまして。)
友達同士なら、次のように言ってもいいですね。
Hi. How're you doing?
(ハイ、元気?)
見ず知らずの人に会釈代わりに使う場合は慣れが必要です。海外旅行先で練習してみましょう。
まず、目が合ったら(アイコンタクト)口角を上げてニッコリ微笑むこと。そして2~3秒後に、「Hi」と軽く言うと自然な感じが出ます。慣れないとドキドキしますが、相手もきっと「Hi」と返してくれますよ。
「Hi, guys.」「Hi, there.」
最近の海外ドラマなどで「Hi, guys.」という挨拶を聞いたことのある人も多いはず。「guy」は元々男性を指す単語ですが、複数形になると女性に対しても使えます。男女混合グループに対してよく使いますが、女の子ばかりのグループに対して使う場合もあります。
司会者や先生がよく使う挨拶に「Hi, there.」があります。「there」で「そこにいる聴衆」などの特定の集団を指しています。テレビ番組などでもよく使われているので、覚えておきたいですね。
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