覚えにくい単語ほど効果が高い「ダジャレ」
ダジャレで笑って覚えた英単語は、二度と忘れません!
しかし、その人がマリオにそっくりだったり、有名人の同姓同名さんだったらどうでしょう? ぐっと覚えやすくなります。英単語も同じこと。あまりお目にかからない難しい英単語でも、インパクトのあるものと一緒ならラクに覚えられ、忘れにくくなります。
以前は「ダジャレで英語を覚えるなんて邪道!」と思っていた私ですが、今では知らない単語に出会えば、まずダジャレにできないか考えてしまうほど、ダジャレ効果を信じています。語源とダジャレを組み合わせれば、かなりの数の英単語を楽に覚えることができると思います。
ダジャレの効果を実感していただくため、ダジャレ英単熟語の達人 Super源さんにお願いして、お手本として実際にダジャレを作っていただきました。
さらに、ダジャレのインパクトを強めるため、イラストレータのをかしさんにダジャレを画像化してもらいました。ダジャレ+イラストのダブル効果でより覚えやすく、忘れにくくなりました。
最後には、Super源さんが効果的なダジャレの作り方を伝授!ぜひ最後までお読み下さい。
くだらないからこそ忘れないダジャレ英単語。次ページよりお楽しみ下さい!
amass 【動】蓄積する
【発音をオンライン辞書で確認する】
Merriam-Webster Online
「富や知識など、貴重なものをためて自分のものにする」という意味の amass。実際の使い方では、お金(money)や財産(fortune)が目的語になります。
reminisce 【動】思い出を語る
【発音をオンライン辞書で確認する】
Merriam-Webster Online
memory や remember と同じ語源を持つ reminisce。名詞形の reminiscence(通常複数形)は「回顧録」という意味。
hegemony 【名】主導権・覇権
【発音をオンライン辞書で確認する】
Merriam-Webster Online
“ヘゲモニー”とカタカナで使われることも多く、外来語化しています。
hiatus 【名】中断
【発音をオンライン辞書で確認する】
Merriam-Webster Online
cardinal 【形】主要な
【発音をオンライン辞書で確認する】
Merriam-Webster Online
大文字で始まる「Cardinal」はカトリックの「枢機卿」。
cosmic 【形】宇宙の
【発音をオンライン辞書で確認する】
Merriam-Webster Online
cosmic の“s”は“z”音。発音に注意しましょう。この間違いは、cosmos(宇宙)が「コスモス」と間違った音でカタカナ語になっていることで起こりやすくなっています。正しくは最初の s が z 音で、「コズモス」のような音になります。
fraught 【形】困難な
【発音をオンライン辞書で確認する】
Merriam-Webster Online
こんな風にダジャレが作れたら、今まで覚えられなかった単語も覚えられるようになると思いませんか? 次は、ダジャレ英単熟語の達人 Super源さんが、覚えやすく忘れにくいダジャレの作り方を教えてくれます。
記憶に残りやすいダジャレの作り方
「Super源さんのダジャレ英語日記」オリジナルイラスト付きのダジャレ英単熟語が満載のブログです。 |
まず、ダジャレの作り方を簡単に書いてみたいと思います。
- 覚えたい英単語とその発音、そして意味をノートに書きます。この時、発音は「カタカナ」で書くようにします。
例えば、consent(同意する)を覚えたいとします。
consent コンセント 同意する
- 次に、「コンセント~」で始まり、「同意する」で終わる文章を考えます。ポイントは、この文章が日本語として意味が通っているということです。
コンセント○○○… 同意する
作成例: コンセントを買うことに「同意する」
次に、作り方のコツです。
- ゴロはピッタリ合わせる必要はありません。多少違っていてもOKとしましょう。
- ダジャレには、いわば「汎用(はんよう)」のものと「自分専用」のものとがあります。記憶効率を高めるために、例えば友達やペットの名前などを使ってみましょう。
Super源さんのダジャレは、発音と意味が必ずセットになっているので記憶に残りやすいと思っていましたが、最初からセットにして作られているのですね!
【関連記事】