完了・結果、経験、継続……状況がどう変化したかが問題
中学校で「現在完了形は、完了・結果、経験、継続を表す」と教えられ、1つの文法事項になぜ3つの別の使い方があるの!?と、混乱した人は少なくなかったと思います。しかし、現在完了形は過去と現在の時間と状況の変化を表すということが分かっていれば、3つの使い方は視点が違うだけであることが分かるはずです。
例文を見てみましょう。
「Have you finished your homework?」宿題終わった?「Not yet.」まだ~。 |
I have just sent him to the station.
(ちょうど今彼を駅に送り届けたところです。)
Have you finished your homework?
(宿題は終わった?)
■経験 = 過去から現在にかけて、ある経験的な事柄がどうなったか?
I've been to Bangkok twice.
(バンコクに2回行ったことがあります。)
Have you tried a durian?
(ドリアンは食べたことがありますか?)
■継続 = 過去から現在にかけて、ある状態がどうなったのか?
We've been friends since we were five.
(私たちは5歳の頃からずっと友達なの。)
How have you been?
(元気でしたか?←以前から今までどう過ごしていましたか?)
過去から現在までの様々な状況を言い表すことのできる現在完了形は、会話でも文章でも非常によく使われます。是非マスターして、あなたの英語に取り入れて下さいね。
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