彩岳館は、由布院温泉らしいと感じる宿
もう一つ特筆すべきは、源泉が二種類あることです。露天は単純泉で、内湯は炭酸水素塩泉です。湯の個性はかなり淡く、二つの湯の違いを見つけるのは、なかなかの難問でした。しかし、最後に分析表を見て納得しました。実に良く似た成分の湯でありながら、成分総計が1000mgに達するか否かで、泉質が分かれていたのです。温泉が塩類泉に分類される1000mgという基準を考えながら入浴するのも、温泉好きなら楽しいに違いありません。
【 由布院温泉 記事シリーズ 】
由布院温泉!名湯と風情の宿三選(当記事の元祖)
由布院温泉の泉質極上宿三選
湯布院御三家ティールーム対決!