中房温泉！自家源泉と湯巡りの一軒宿(5ページ目)

長期滞在者向け本館の食事と客室

必要にして十分な本館の夕食。長期滞在が前提なので、献立は日替わり。温泉で蒸した信州牛のローストビーフは別注文。

本館の朝食。普段朝食を食べないガイドのご飯は意図的に極小盛り(笑)。

中房温泉には長期滞在者や登山者向けとされる本館と、旅館部に相当する別館があります。通常最も安い部屋を躊躇なく選択するガイドも、ここだけは躊躇し、昔泊まった時も別館にしました。なぜなら、あまりにも価格差が大きいので、本館が余程ボロイのではと怯えてしまうのです。今回は既に別館が満室状態でしたので、思い切って本館に泊まってみました。

別館との価格差に怯えてしまうが、本館の客室は湯治宿としては至って普通で一安心。

結論から言って、湯治宿としては至って普通のレベルで一安心しました。本当にボロイ所を想像していたので、むしろ想像より良かったかもしれません。中房温泉では、起きている時間の大半は風呂に入ることになりますので、部屋はあまり関係ないともいえます。

ただし、率直に言って本館は暖房が行き届いていません。夏なら問題ないでしょうが、それ以外の時期に本館に泊まる場合は、衣類を多目に持参することをお勧めします。一方の別館は廊下も暖房完備で快適でした。本館に泊まっていた常連さんによれば、別館は地熱暖房が入っているとのこと。私のような寒がりな人にとっては、やっぱり別館にすれば良かったかと思ってしまう程の違いでした。

なお、中房温泉のブログによると、6月と7月は、日本秘湯を守る会のサイトからネット予約すると、多少お値打ちになっている日もあるとのことです。要チェック！！

中房温泉詳細情報

■中房温泉
住所：長野県安曇野市穂高有明7226
電話：0263-77-1488
営業期間：4月下旬～11月下旬(冬季休業)
日帰り入浴 9:30～16:00 700円(湯原の湯のみ)
宿泊料金：13,800円～（1泊2食付／2名1室利用時のひとり分の料金。旧館は9,390円）
アクセス：長野道豊科ICから車で各60分
地図：Yahoo!地図情報


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