3/3 古城街道（1）ネッカー川に沿って潤いの旅 [ドイツ] All About

マンハイムから電車で行けるのは
シュヴェービッシュ・ハルまで

グッテンベルク城。内部にある騎士の博物館はとても興味深い

マンハイムからSバーンでモースバッハまで来たら、RE（快速列車）、またはRB（普通列車）に乗り換えます。そこからハイルブロンまでのルートは、Sバーンと同じくネッカー川沿い。ここにも、古城ホテル「ホルンベルク（Hornberg）」や、グッテンベルク城（Burg Guttenberg）など、多くのお城があります。

これぞ騎士の城！という外観のグッテンベルク城では、騎士生活を垣間見れる博物館や鷹の飛行ショーを見学できます。また、ハイルブロン近くにあるバート・ヴィンプフェン（Bad Wimpfen）という小さな町もオススメ！特に大きな観光スポットがあるわけではありませんが、かわいい木組みの家が立ち並び、町自体が中世そのもの。そんな風景が好きな人にはたまりません。

カラフルな木組みの家が立ち並ぶ、人口約6,700人の小さな町バート・ヴィンプフェン

モースバッハ方面から来て、その先のシュヴェービッシュ・ハル（Schwäbisch Hall）まで行く場合は、ハイルブロンで別のREに乗り換えます。シュヴェービッシュ・ハルの次の大きな地点はローテンブルク（Rothenburg）。でもこの区間は電車でもヨーロッパバスでも古城街道上を行くことはできません。

ヨーロッパバスはシュヴェービッシュ・ハルを通らないので、ハイルブロンからローテンブルクまで直行することになります。電車の場合は、シュヴェービッシュ・ハルからローテンブルクの次の地点であるアンスバッハ（Ansbach）まで一度行き、そこからローテンブルクにまた戻る、というのが唯一の行き方。

でも古城街道上を走り続けることにこだわる必要はないと思うので、特に問題でもないでしょう。古城街道に限らずどこでもそうですが、マイナーなところに行きたい場合は、地元のバスやレンタカーを利用するしかありません。旅慣れてくると、そんな回り方が逆に楽しかったりもするのですよね。

ローテンブルクはロマンチック街道との交差点

観光の要となっているローテンブルクでは、ヨーロッパバスの乗り換えもできる　(C)Rothenburg Tourismus Service

おとぎの国のような町並みが日本人観光客に大人気のローテンブルク。ここは古城街道とロマンチック街道が交差していることもあり、観光の要となっています。ヨーロッパバスを利用の場合は、ここでロマンチック街道路線に乗り換えて南下、または北上することが可能。乗換えがしやすいように時刻表が組まれているので便利です。

この辺りで古城街道の西部は終わりです。今回は途中で古城「ヒルシュホルン」に立ち寄ってみましたが、寄り道する場所は好みによりいろいろなパターンが考えられます。電車やヨーロッパバスの時刻表とにらめっこしながら、プランを練ってみてくださいね。

次回は古城街道の東部を旅します。どうぞお楽しみに！

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【関連リンク】

古城街道公式サイト（英語、ドイツ語）

ヨーロッパバス予約サイト（英語、ドイツ語）

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