前回の記事でご紹介したコーブルクに引き続き、今回も古城街道の素敵な町へご案内します。クローナッハ(Kronach)という人口1万8千人弱の小さな町は、コーブルク同様、ガイドブックには載っていませんが、大規模な要塞と美味しいビール、そして美しい中世の町並みが残る、とっても魅力的なところ。ガイドがみなさんにぜひオススメしたい町です!

中世の町にタイムスリップ

写真をクリックすると次の写真に進みます
古城街道の町クローナッハ
クローナッハの町の中心広場。夕暮れ時に教会の鐘が響きわたる空間は中世そのもの


クローナッハの町が誕生したのは1003年のこと。何と千年以上もの歴史を持つ古い町なのです。今でも中世後期の町並みが残っており、石畳の道を歩いていると、まさに昔にタイムスリップしてしまったような気分になります。

旧市街はとても小さく、観光客向けのお店などもありませんが、教会の鐘の音を聞きながらしっとりと歩いてみてください。古い市壁や塔、趣きのある家並み。時が止まってしまったかのような空間に身を置くと、日常を忘れて心が安らいでいくのを感じます。ガイドはこの町を歩きながら、何とも言えない贅沢で満ち足りた気分に浸っていました。

クローナッハのビール
クローナッハの地ビール。右が「ピルスナー」、左が「ルーカス・クラーナッハ・ビール」
クローナッハでは美味しい地ビールが飲めるのも魅力です。この町にあるのは「カイザーホーフ(Kaiserhof)」という醸造所。琥珀色をしたピルスナーはまろやかでコクがあり、普段飲みなれている苦味のある黄色のピルスナーとは違った美味しさがあります。「ルーカス・クラーナッハ・ビール」というのもあるのですが、こちらもまたコクがあって力強い味のする美味しいビールです。

さて次のページでは、旧市街から歩いてすぐに行ける「ローゼンベルク要塞」をご紹介します。立派な古城とそこからの眺めは素晴らしいものですよ!