前回の「古城街道(1)ネッカー川に沿って潤いの旅」に引き続き、今回は街道東部のフランケン地方を旅します。緑豊かな森林地帯の中に立つお城を訪れるのは、川沿いに古城を眺めるのとはまた違った魅力があり、こちらも要チェックのエリアです!


フランケンの森林地帯には古城と魅力的な町が集中

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カイザーブルク
ニュルンベルクの古城「カイザーブルク」。塔に登ると旧市街が一望できる (C)Burgenstraße e.V.


古城街道に沿って走るヨーロッパバスは、西部のマンハイム―ニュルンベルク間のみ。そのため街道東部を旅する手段は、鉄道かレンタカーとなります。この辺りはバイエルン州第2の都市ニュルンベルクを始め、中規模の町が集中しているため交通の便もよく、主なところは全て電車で回れます。

それらの中規模都市は古城街道と切り離しても、一つ一つの観光都市としてよく知られています。まず、小ぶりの焼きソーセージが有名なニュルンベルク(Nürnberg)。ここには市壁に囲まれた旧市街を見下ろす古城「カイザーブルク」があります。世界遺産都市バンベルク(Bamberg)には、併設のバラ園が美しい「新宮殿」。そしてヴァーグナー音楽祭で知られるバイロイト(Bayreuth)には、ロココ様式の「新宮殿」や、「エルミタージュ公園」の古いお城などがあります。

この3都市は逆三角形のような位置関係にあり、その三角形の中の地域は「フランケン・スイス(Fränkische Schweiz)」と呼ばれるなだらかな山岳地帯。ハイキングや自転車ツアーをする人が多く訪れる人気の場所です。古城街道はこの地帯をくねくねと曲がりながら通っていて、ここにも小さな村や古城が点在。ただし地元のバスでしか行けないので、この辺りを回るのはちょっと難しいかもしれません。

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