ドイツの大都会 フランクフルトの見どころ

フランクフルト

ドイツでは珍しく高層ビルが立ち並ぶフランクフルト。欧州の金融の中心地でもある。

フランクフルト(正式名称:フランクフルト・アム・マイン)は日本からの直行便フライトが最も多く到着するドイツの空の玄関口。多くの日本人にとってドイツで最初に出会う街となります。フランクフルト国際空港はヨーロッパを代表するハブ空港でもあるので、欧州各都市への乗り継ぎの際に立ち寄る人も多いでしょう。
 
フランクフルトレーマー広場

高層ビル群のすぐそばにはメルヘンな一角もあるんです。画像はレーマー広場。

大銀行本店が集まる高層ビル街、大規模な見本市、賑やかなショッピングストリート……などドイツでは珍しく都会の景観が見られるフランクフルトは「ロマンティックなドイツ」を夢見てやってきたらちょっと驚いてしまうかもしれませんが、他の街にはないおもしろさを秘めた街です。ここでは、新旧様々な顔を持つフランクフルトならではの見どころやおすすめスポットをまとめました。

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フランクフルトへのアクセス

日本からルフトハンザドイツ航空、全日空、日本航空が直行便を運航。
鉄道:ベルリンから約4時間10分。ミュンヘンから約3時間15分。ケルンから約1時間。
 

木組みの家が集まるレーマー広場

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フランクフルトの歴史的スポット。木組みの家が集まるレーマー広場はぜひ見ておきたい

フランクフルトに着いたら、まずはこの街一番の観光名所ともいえる旧市街のレーマー広場へ行ってみましょう。木組みの家や美しい切妻屋根の建物がぐるりと取り囲む広場はまるで中世の世界。近代的なイメージが強いフランクフルトの街で、メルヘンなドイツに出会える貴重な場所です。
 
3軒並ぶ切妻屋根の建物が旧市庁舎

3軒並ぶ切妻屋根の建物が旧市庁舎


広場の西側に並ぶひときわ美しい3棟はかつて市庁舎として使われていた建物で、中央が「レーマー」と呼ばれる館。2階には神聖ローマ帝国新皇帝の祝賀会の会場となった皇帝の間(Kaisersaal)があり見学も可能。壁には皇帝52名の等身大肖像画がずらりと並んでいます。

広場の南に建つのは緑の屋根の教会は、第二次世界大戦の爆撃を奇跡的に免れたニコライ教会。1日3回(9:05、12:05、17:05)美しい鐘の音が鳴らされます。

広場の中央にある噴水は「正義の泉」。女神ユスティシアが正義と公平を測る天秤を掲げる姿が印象的です。

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■Römer
住所:Römerberg 27 60311 Frankfurt am Main(Googleマップ
営業時間:10:00~13:00 14:00~17:00 無休 ※行事で閉館の場合あり
入場料:2ユーロ
アクセス:UバーンでDom/Römer またはトラムでRömer/Paulskirche下車
 

大聖堂(聖バルトロメウス教会)

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レーマー広場の近くに建つゴシック様式の大聖堂

レーマー広場のすぐそばにあるゴシック様式の大聖堂には、日曜ともなると街じゅうからたくさんの人々が礼拝にやってきます。この大聖堂の正式名称は「聖バルトロメウス教会(Dom St. Bartholomäus)」ですが、神聖ローマ帝国の皇帝の選挙や戴冠式が行われたことから「カイザードーム(皇帝の大聖堂)」と呼ばれることも。堂内に併設された博物館では儀式に使用された道具が展示されています。95mある塔は階段で上ることもできるので、体力に自信がある人はチャレンジしてみては?

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Dom St. Bartholomäus(Kaiserdom)
住所:Domplatz 160311 Frankfurt am Main(Googleマップ
営業時間:博物館は月~金10:00~17:00 日土祝日11:00~17:00
入場料:博物館は大人2ユーロ
アクセス:UバーンでDom/Römer下車
 

再建された新しい旧市街

フランクフルト旧市街

甦った「新」旧市街。パステルカラーの家が並ぶ広場にはゲーテの叔母さんの家も。

レーマー広場から大聖堂へ続く道は神聖ローマ皇帝が戴冠式の後に通ったという道。この辺り一帯は第二次世界大戦で破壊されてしまったのですが、長年にわたる大規模な修復工事を終え2018年にオープン。淡いパステルカラーが印象的な「新・旧市街(Neue Altstadt)」は、フランクフルトの新しい観光名所としてたくさんの旅行者で賑わっています。
 
かつての姿を忠実に再建した35の建物のなかには、フランクフルトが誇る文豪ゲーテの叔母さんの家も。建物の1階部分にはギャラリーや雑貨屋さん、ソーセージのお店やワインバーなどおしゃれでモダンなお店が入っているので散策しながら覗いてみるのも楽しいですよ。

■Neue Aktstadt (Googleマップ)
 

ハウプトヴァッへ

ハウプトヴァッへ

街の中心となるハウプトヴァッへはかつての警察署。現在はカフェとして営業中。

街を東西に貫く歩行者天国の中心となるのが「ハウプトヴァッヘ(Hauptwache)」と呼ばれる広場。ハウプトヴァッへとはこの広場に18世紀にバロック様式で建てられた警察署兼監獄のこと。戦争で破壊された後に再建され、現在はカフェレストランとして使われています。

ハウプトヴァッへの向かいにはゲーテが洗礼を受けた教会として知られるカタリーナ教会があります。バロック様式の装飾や美しいステンドグラスをお見逃しなく。

■Hauptwache
住所:An der Hauptwache 60313 Frankfurt am Main(Googleマップ
 

食いしん坊横丁 フレスガス

食いしん坊横丁

レストランやカフェ、デリカテッセンなどがずらりと並ぶ「食いしん坊横丁」フレスガス

ハウプトヴァッヘの西にあるグローセ・ボッケンハイマー通り(Grosse Bockenheimer Str.)は通称フレスガスと呼ばれる食いしん坊横丁。その名にふさわしくレストランやカフェ、高級デリカテッセンなどが並ぶグルメな通りです。食べ歩きするもよし、おいしいお惣菜やワインをテイクアウトしてホテルでゆっくり楽しむのもいいですね。

■Große Bockenheimer Str. (Freßgass) (Googleマップ)
 

屋内市場 クラインマルクトハレ

マルクトハレ

おいしい物がぎっしりつまったフランクフルトの台所。見るだけでも楽しめます。

フランクフルトの台所ともいえる「クラインマルクトハレ」(小さな屋内市場)は、名前に似合わずなかなか大きな常設市場。野菜に果物、ソーセージなど地元の新鮮な食材からデリやパンにお菓子まで、各国の色彩豊かなお店がぎっしり並び、市民はもちろんプロも仕入れにやってきます。ここでは美味しいお土産を探しながらスタンドでタパスやイタリアンをつまみながら一杯、という使い方もおすすめ。2階にあるワイン・バーはとくに人気で地元の人たちで賑わってます。
 
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Kleinmarkthalle
住所:Hasengasse 5-7   60311 Frankfurt(Googleマップ
営業時間:月~金8:00~18:00 土8:00~16:00
アクセス:Hauptwache駅から徒歩5分
 

エッシェンハイマー塔

エッシェンハイマー塔

高層ビルの谷間に建つエッシェンハイマー塔は、かつての城壁の跡。

ハウプトヴァッへから北へのびるエッシェンハイマー通り(Eschenheimer Str.)を歩いていくと、ビルの谷間にぽつんと建つ古めかしい塔が見えてきます。この「エッシェンハイマー塔(Eschenheimer Turm)」は、かつて街を守っていた城壁の一部で、監視塔として1428年に建てられたもの。全部で42あった塔のうち唯一保存され、現在はカフェレストランとして使われています。

ゴシック様式の塔と周りの高層ビルの強烈なコントラストはちょっとシュールな雰囲気。新旧が混在するフランクフルトならではのユニークな風景が見られます。

Eschenheimer Turm
住所:Eschenheimer Tor 1 60318 Frankfurt am Main(Googleマップ

次のページではフランクフルトの中心街でぜひ見ておきたいスポットを紹介します。