また、ミントのような、デザートなどにちょっとだけ添えたいようなものは、手近なところで栽培していれば、手軽にちぎって使うことができますね。 そこで、スーパーで売られているパック入りのハーブを利用して育てる方法を紹介します。ハーブを育てるというと、涼しい気候の場所で、苗や種からを土で育てる姿を想像しますが、食卓にそのまま出して、気軽に使えるように、水栽培で増やす方法を考えてみました。
ハーブやミントを水栽培!
この方法は、ミントやバジルにも使えます。
水栽培のポイント
水栽培のポイントは、この3つ。- 水に葉がつからないよう、下部の葉は取り除いておく。
- 茎の下部をよく切れるハサミで切り直し、切り口を新鮮にしてから水に入れる。
- 水が腐らないよう、こまめに取り換える。
さて、香菜のように根っこのあるものはどのようにするのか?
根っこのあるものはセラミスで
香菜など、根っこ付きで売られているものは、根っこと新芽の部分を使って、セラミスで栽培してみましょう。セラミスとは、ドイツ生まれの顆粒状粘土です。多孔質の粒が水を吸収・保持し、適度な通気性を保ってくれるので、セラミスを使う水耕栽培は、初心者でも失敗しにくい方法です。セラミスを使った栽培方法
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栽培中のポイントは、水が完全に無くなったら足すようにすること。ですから、水の状態がわかりやすい、透明なビンを使うのがおススメです。常に湿った状態にせず、湿った状態→乾燥した状態→湿った状態を繰り返すことで、植物の生長をうながします。
10日ほどすると、このような状態に。
最初に見えていた大きな葉はしなびてしまいましたが、内側から新芽が伸び、モリモリと生長してきています。
この方法は、挿し木にも応用できます。
セラミスを使った挿し木
この方法を応用して、挿し木にも挑戦してみましょう。そこに、適当に切ったハーブを挿します。
日当たりの良いところに置き、10日ほどすると、こんな感じに。おそろいのビンで、いろいろなハーブを育てて、調味料のように使いこなしてはいかがでしょうか?
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