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心も温か。ホットな花でくつろぎ空間づくり(2ページ目)

クリスマスに向かってますます寒さが増す季節。そこで、ホットなお花を使ったアレンジメントや、ポインセチアを長く楽しむコツなど、心も温まるくつろぎ空間を演出するアイディアを紹介します。

小島 理恵

小島 理恵

家庭菜園 ガイド

大手造園会社を経てプロのガーデナーとして独立。専門学校の講師も勤める。オーガニックな空間作りが得意で、こと家庭菜園においては、無農薬栽培や有機栽培、地産地消、フードマイレージなどについても研究を重ねている。

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・ダスティーミラー
ダスティーミラー
思わず触りたくなってしまう産毛の持ち主、ダスティーミラー。
日本名は、「シロタエギク」。切花でも、ガーデニングでも活躍するキク科の植物です。これは、「シラス」という品種で、他の品種よりも、丸っこい葉をしていて、銀白色が一層強いのが特徴です。


ホットな花には、こんな実ものがベストマッチ

ケイトウのアレンジメント
一見、扱いにくそうなケイトウは、長い茎の部分をばっさりと切って、こんな風にアレンジしました。ばっさりと切ったケイトウを、水をはった花器の真ん中に据えたら、手前に、ブルーの実もの「ビブルナム・ティヌス」、その手前にグレーの実もの「ヒューベセンス」を5~6本ずつまとめて入れます。ケイトウの奥にはダスティーミラーを2~3本入れ、周りにランの一種、アランセラ・アンブラックを、バランス良くあしらいます。


ビブルナム・ティヌス
そう、ホットで個性的な花には、こんな実ものがベストマッチ。中でも、ビブルナム・ティヌスの、真珠のような輝きを持つブルーの実は、全体の色調がぼんやりしてしまいそうなとき、それをきゅっと引き締める効果があります。


カンガルーポーのアレンジメント
また、ドイツのクリスマス市名物のグリューワイン(ホットワイン)のカップに、カンガルーポーとヒューベセンスを無造作に投げ込むと、クリスマスらしいイメージに。
この、ヒューベセンスという植物、リューカデンドロンというオーストラリアの植物の仲間で、苞の部分に生えている毛が、産毛みたいに柔らかくて、見ているだけでも暖かそうなのですが、さわり心地も抜群で、ますます気分がほぐれてきてしまう植物なんです。


次のページでは、ホットな鉢物を紹介します。
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