寿司店からのアドバイス
お寿司への、そしてお客様への愛情が伝わります |
では最後に、寿司店そのものの愉しみ方をアドバイス頂けますでしょうか?
中澤さん:
寿司屋というのはさらしの商売ですから、『職人芸』、『舞台』を観に行く、という感覚でいらして頂くと嬉しいですね。そして、『お店』、『板前』を好きになって頂く…… これがお客様とお店との最も良い関係だと思っています。それには、お客様自身がいろいろなお店を訪れてみる『場数』も必要。ご自分にピッタリ合った感覚のお店を見つけられれば、それはとても幸せなことだと思いますよ。
諏内:
それは、カウンターでご一緒したお客様にも通じることですね?
中澤さん:
もちろんです。常連のお客様というのは、何故か似ているタイプの方が集まるようです。そして、同じカウンターに座られて、どうせ気を遣い合うのなら、お客様同士も触れ合った方がより愉しめますから。
中澤さんの著書『鮨屋の人間力』文春新書 \735 |
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