香りの強さは、自分ではなかなか気づきにくいもの。隣の席の方に不快な思いをさせていませんか? |
眉をひそめている方はいません?
好きでない香りや、好きでも強すぎる香りは本当に困ったものですね。あなたのお気に入りの香りは、周りの方に不快な思いをさせていませんか? もちろん、この季節の汗のにおいも要注意です。■混んだ電車
朝、急いで支度をし、出掛けにトワレをシュッ シュッ! これですぐ混雑した電車に乗ってしまったら、隣の方には少々厳しい状況です。香りが落ち着く30分~1時間前には、つけ終わっている状態になさって下さい。
■ 飛行機・新幹線
到着まで席を変更できない乗り物も、困りものです。実は私も、一度居た堪れなくなり、席を変更して頂いた経験があります。もしもあの時、空席がなかったら…… と考えるとゾッとしてしまいます!
■ 車
狭い個室なので、ここでも気遣いが必要。あなたがお乗せ頂いた際や、お降りになってからも、窓全開で走らなければならない…… こんな事態にならぬように!
■ オフィス
同僚の方、ましてや上司の方もなかなか注意できない場合が多いので、ご自分で十分注意して頂きたいものです。ビジネスとアフタービジネスの区別がしっかりつけられることも、大人のマナーです。
■映画館、音楽会、観劇
これは、楽しみにいらっしゃった周りの方に、大変失礼なマナー違反です。お隣の方が固定されているような場所では、くれぐれもお気をつけて。
■レストラン
ハーブなどを使う洋食の場合は、常識的な香りはOKです。しかし、繊細な香りを愉しむ和食では、控えて行かれた方が良いでしょう。
■お見舞い、悲しみの席
『派手なお化粧』と同様に、香りも控えるのがエチケットです。
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