チベット起源のハーブボール
貴重なハーブを世界の人々に広げるため1996年に発足した「ドイサムサブプロジェクト」により、ハーブボールという形で世界中のスパやエステ、医療機関等で使用され広まりつつあります。 |
ハーブボールの起源はチベット王国で、僧侶の疲労回復や、傷ついた兵士の治療、内疾患の治療、産後の女性の筋肉痛の緩和を目的として利用されてきました。その後チベット王国からインド、中国、タイへと三方に分かれてそれらのハーブ療法が伝承され現代に受け継がれています。
ボールとして使用されるようになった歴史は浅く、もともとお風呂やハーブテント(サウナ)などで使用し、ハーブの成分を経皮吸収させたり、芳香浴で自律神経を整えたりと家庭の中に根付いている療法なのです。そのためタイの女性には女性特有の不調、特に更年期の不調が極めて少ないという傾向があるそうです。
貴重なハーブを世界の人々に広げるため1996年に発足した「ドイサムサブプロジェクト」により、ハーブボールという形で世界中のスパやエステ、医療機関等で使用され広まりつつあります。タイの国立・私立の病院では産後の女性のケアとしても採用されています。
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