荷物が出てこないときに使う英語表現とは?
荷物が出てこないときに使える英語表現
全部の荷物が出てくるまで、場合によっては30分くらいかかることもあるので、ひとまず忍耐が必要です。でも、いよいよ最後まで待って荷物が出てこなかったときは、近くにいる航空会社の係員か、baggage claim counterでこのように言いましょう。
My baggage didn't come out.
(マイラギヂディドゥンカマウト/私の荷物が出てきませんでした)
このとき、baggage claim tag(バギヂクレイムタグ/手荷物預り証)を見せるのを忘れないようにしてください。これは、出発空港で荷物をチェックインするときにくれる半券で、最近はEチケット控えの紙に貼ってくれたりします。
いよいよ出てこないとなったら、PIR(Property Irregularity Report)を書くことになります。propertyは「所有物」、irregularityは「異常性」で、「所有物に異常があったことの報告」となりますが、要するに「手荷物紛失報告書」といった意味合いです。これには例えば、こんなことを記入する必要があります。
・Place where bag was last seen(荷物を最後に見た場所)
・Destination on baggage claim tag(手荷物預り証にある目的地)
・Material of bag (荷物の材質)
・Marking/Hotel stickers on the bag (バッグについているマークやホテルのステッカーなど)
・Contents (内容品)
材質を表現する言葉には、leather(皮)、nylon(ナイロン)、metal(金属)などがあります。日本語でいう「ビニール」は英語ではplasticと表現するので、要注意です。
荷物が出てくるまでの対処法は? 保険会社にも連絡を
ロスト・バゲッジは荷物の取り間違いも多いようです
How long will it take to receive my baggage?
(ハウロンウィルィテイクトゥリシーヴマイバギヂ/私の荷物を受け取るまでに、どれくらいかかりますか?)
What do I do about toiletries and clothes?
(ワドゥアイドルアバウトイレトリーズァンクロウズ/洗面用具や着替えはどうすればいいですか)
If I buy that, can I send you the bills later?
(イファイバイザト、キャナイセンドューザビルズレイタ/買ったら、後で請求書を送っていいですか)
当面必要なものを買うお金は、海外旅行保険の中に含まれていることもあるので、ロストバゲッジが発生したらすぐ、保険の内容を確認し、保険会社に連絡しましょう。保険会社への請求を行う際は、航空会社からlost baggage report(手荷物紛失証明書)をもらう必要があります。
航空会社などの調査によると、荷物がまったく出てこないことはまれで、多くは持ち主の元に返ってくるそうなので(つまり、単なる積み間違いが多いのですね)、あせらず到着を待つことにしましょう!
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