メニューの英語を攻略しよう!
buffetまたはall you can eat。「バイキング」とは言わないので要注意 |
気をつけてほしいのは、appetizerには「食前酒」の意味もあること。また、entreeは「メインディッシュ」を意味することもあり、メニューのentreeの次はもうdessert、ということもよくあります。
「メイン・ディッシュ」はmain dishでもいいのですが、chicken、seafoodなど、種類別に記載していることもよくあります。また、いくつかの種類の料理がセットになっているのをcombinationまたはplatterという名で出していたります。
「飲み物」はbeverageで、飲み物のメニューが別になっていたら、Can I have the beverage menu?(飲み物のメニューをもらえますか?)のように頼んでみましょう。アルコール以外の定番ソフトドリンクは「ソーダ水」で、よくsodaまたはlemonadeと呼ばれ、メニューにはCoke、Fanta、Spriteなどが載っています。mineral waterはstill(炭酸なし)かsparkling(炭酸あり)か、注意してみましょう。
メイン・ディッシュの選び方としては、食材もさることながら、その料理法がポイントとなってきます。例えば、肉でも魚でも、このように調理されているものがあります。
roasted [ロウステド] 表面をあぶって焼いた
grilled [グリルド] 網で焼いた
*グリルを使い網の上で焼いたもの。broiled [ブロイルド]とも言う。
baked [ベイクト] オーブンで焼いた
*お菓子やピザ、ジャガイモなどをこの方法で調理する。
fried [フライド] 油で揚げた
*鉄板などで焼いたものもfriedと言います。
pan seared [パンシアード] (フライパンで)焼いた
*searedだけだと「たたき」の意味でも使われる。
sauteed [ソテード] (フライパンで)いためた
これらとchicken、salmon、veal(子牛肉)などを組み合わせると、だいぶ選びやすくなるはずです。
さらに、メニューにはsideまたはside orderというサイド・ディッシュのコーナーがあり、そこにFrench fries(フライドポテト)やcaramari(イカのリング揚げ)などが入っていたりするので、たくさん食べたい人はどうぞ。
なお、日本語で言う「ビュッフェ形式」はbuffet [バフェイ] と言い、「食べ放題」はall you can eatと言います。アメリカでは寿司のall you can eatもよく見かけるので、今度の旅行で試してみては?
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